ネオ一眼とは、レンズ一体型の超望遠付カメラのことをいうらしい。
最近、オリンパスはPEN(1もしくは2)が売れているらしいので、どうやらこれまで年2回後継機種が出ていたオリンパスのネオ一眼は発売されないような気がする。
そういえばどこかのサイトで、オリンパスペンとLUMIX DMC−GF1の画質比較をやっていた。
オリンパスペンとLUMIX DMC−GF1なら、絵的にはオリンパスペンが好みなのだが、いかんせんオリンパスペンにはズームレンズセットがない。
LUMIX DMC−GF1が絵全体がアンダーに出るのに対して、オリンパスペンはちょっとシルキートーンではあるのだが明るく出る。
しかも、値段が8万や10万では手の出る価格ではない。
おっと、そういう話ではないのであった。ネオ一眼の話なのだ。話を元に戻そう。
価格コムで調べると、ネオ一眼は最新機種(いずれも1年前に発売され始めたものばかりだが)、次の6種類のようだ。
・パナソニック DMC−FZ38
・ソニー DSC−HX1
・カシオ EX−FH20
・オリンパス SP−590UZ
・ペンタックス X70
このうち、単3電池対応のものは、
・カシオ EX−FH20
・オリンパス SP−590UZ
の2機種だけで、RAW保存できるものに限ると、
・カシオ EX−FH20
しかのこらない。
オリンパスのSP−590UZの以前の機種はRAWで保存できたが、SP−590UZからはJPEGオンリーとなったようである。
専用電池のものは問答無用でパスである。いくら画質が良くても。
例えば、
・パナソニック DMC−FZ38
・ソニー DSC−HX1
などは、結構素晴らしい画像を出す。対象が明るければの話だが。
最近はネオ一眼でもレンズが良くなって明るくなったので、対象が明るければ一眼レフと見間違うような絵を出すネオ一眼が多くなった。細かな電線のような描写でもバッチリ出し、建物の陰影も見事だ。
だがそれは撮影対象が非常に明るい場合だ。撮影対象が暗くなると、暗部はすべてアンダーに出て、何が写っているかわからないくらい暗くなる。どちらもだ。
それに較べてオリンパスのネオ一眼は、暗部でもアンダーに落ちることなく、何があるか分かる程度に映しだす。その代わりにシルキートーンになるのだが、暗部で何があるかわかるという点では人間の目により近い描写ではないかと思われるのだ。
わたしはアンチ専用電池派というよりは、暗部がすべてアンダーに映るということが嫌いなだけなのだ。暗いところでも綺麗に撮れる機種なら、専用電池でも買ってしまうかもしれない。
この辺のところは、便利なサイトがあって、各機種のサンプル画像を見られるサイトが有るのである。名前を「デジタルカメラのレビュー・記事リンク集」という。URLは下記である。
http://digital--camera.seesaa.net/
このサイトは、価格.com同様非常に重宝している。
オリンパスのネオ一眼はここ数年見てきて、一部シルキートーンで出ることはあるが、暗部でも真っ黒にならずに綺麗に描写出来ているなあと思っていた。発色もどぎつくない。
実は、SP−590UZはすでに入手しているはずだった。だが、カタログスペックを見てRAW保存が外されているのを知って、後継機種が出るのをずっと待っている状態なのである。
結論から言えば、オリンパスがRAW保存できるようにしたSP−590UZの後継機種を出すのをずっと待っているのであるが、いつまで経っても出ないので、カシオと同じ映像素子で高速連写できるものを狙っているのかなあと、勘ぐっているところなのだ。
SP−590UZの後継機種が出るのは、おそらく来年の春だろう。是非RAWモード搭載で、素晴らしい機種が出ることを期待している。
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