System.SetSuspendState メソッド

電源をコントロールして、システムを省電力状態にします。

書式
obj_var.SetSuspendState (hibernate, force, immediate)

引数
obj_var
System オブジェクト。

hibernate (boolean)
システムを休止状態にする場合は true。スタンバイ状態にする場合は false。

force (boolean)
他のアプリケーションが電源操作を拒否できないようにするには true。拒否を可能にする場合は false。Vista/7 の場合はこのパラメーターは機能しません。

immediate (boolean)
電源操作を即時実行する場合は true。スクリプト終了後実行する場合は false。

戻り値
なし

備考
電源操作の前に、まずダイアログ ボックスが表示されます。30 秒経ってもユーザーが「キャンセル」ボタンを押さなかった場合、電源操作が実行されます。

immediate 引数が false の場合は、スクリプトが正常終了したかエラー終了したかにかかわらず、スクリプト終了後に電源操作が行われます。

hibernate 引数が true (= 休止状態) の場合はシステム メモリの内容がハード ディスクに保存されます。false (= スタンバイ状態) の場合はメモリの内容を保存しないので、電力供給が止まると正常復帰できなくなります。

休止状態を有効にするかどうかの設定が OS のコントロール パネルにあり (「電源オプション」)、その設定によっては休止状態にできないことがあります。その場合はかわりにスタンバイ状態になるはずです。

一般的なハードウェアでは、キーボードのキーを押すなど、何か入力を入れるとシステムが再び稼動状態になります。

古いハードウェアには、ソフト的に電源をコントロールする機能を持たないものがあるかもしれません。