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FabulousMP3:マルチバンドコンプレッサ/リミッター

「FabulousMP3」は マルチバンドコンプレッサを搭載した MP3サウンドプレーヤー&ファイル作成ツールです。

FabulousMP3は、こんな方におすすめです

・ポータブルMP3を心地よく聞きたい
・通勤電車など騒がしい場所でも心地よく聞きたい
・曲が変わるたびにボリューム調整したくない
・'70、'80年代のCDを今風な音作りで聞きたい
・ヘッドホンを使っているときに、頭の中でチリチリ鳴る音を、心地よく広がりのある音で聞きたい
・「ミニ放送局」のリミッター/コンプレッサにしたい

FabulousMP3主な機能

マルチバンドコンプレッサで、あなたの音楽ファイルの魅力を引き出します。

マルチバンドFabulousMP3(ファビュラスMP3)は、マルチバンドコンプレッサの機能を備えた、MP3/WAVサウンドプレーヤー&MP3/WAVファイル作成ツールです。いつも聴いているお気に入りの楽曲や、少し古い録音の楽曲など、どんなジャンルの音楽でも、音楽性を損なわず、音楽のビート感や隠れた繊細な音を引き出してくれます。目の覚めるような、まさに「Fabulous!」なサウンドツールです。

MP3プレーヤのイヤホンやヘッドホンで聴きやすい音を作ります

iPodFM放送を聞いて「いい音だなあ」と思ってCDを買ってみたら、何かもの足りなさを感じたことはありませんか?放送が音量感の高い、「いい音」に聞こえる秘密は、放送用に使用されているコンプレッサによるものです。FabulousMP3のマルチバンドコンプレッサは、放送用のコンプレッサをシミュレートしています。騒がしい場所でも、無理に音量を上げることなく、音楽を楽しむことができます。
うるさい地下鉄で心地よく音楽を 〜iPhone/スマホへ活用例〜

イヤホンやヘッドホンを使っていても まるで部屋のスピーカーの様な音を作る バーチャル・ルーム機能

FabulousMP3には、イヤホンやヘッドホンで聞いていても、まるで部屋に置いたスピーカーで聞いているような「バーチャル・ルーム」機能を搭載しています。部屋のスピーカーから左右の耳に届く時間差や周波数特性をシミュレートし、イヤホンやヘッドホンの外から音が聞こえているような臨場感を作ります。頭の中や耳元でチリチリ鳴る音を、拡がるのある心地よい音に変えます。部屋の広さや残響の量を、お好みに変えることも出来ます。
「バーチャル・ルーム」機能の技術・仕組みについて(頭外定位プロセッサ)

マルチバンドコンプレッサで処理した音をMP3ファイルに保存できます

マルチバンド処理FabulousMP3は、マルチバンドコンプレッサで処理した音を、MP3ファイルに保存することができます。元のファイルがタイトル情報などのMP3TAGを持っていれば、その情報を保持したままMP3ファイルを作成できます。いま、あなたのプレーヤに入っている音楽ファイルをFabulousMP3で処理すれば、あなたの音楽ファイルは生き生きと目の覚めるような音になるでしょう。

マルチバンドノイズゲート

カセットテープや生録などのアナログ音源のノイズを低減するマルチバンドノイズゲート機能を搭載しています。6バンド個別のノイズゲートにより、自然なノイズリダクション効果を得られます。

試用版でおためし下さい

まず、試用版でその効果を試してみて下さい。あなたのポータブルMP3プレーヤのサウンドファイル作りに、欠かせないツールであることが、お分かり頂けると思います。

FabulousMP3試用版ダウンロードへ


FabulousMP3 仕様

▼マルチバンドコンプレッサ機能

・音量感を上げる6バンドのピークリミッタ/コンプレッサ
(楽曲のキャラクタを一定にするオートマチックイコライザ)
・音量を保つ前段2バンドのAGC(オートゲインコントローラ)
・ベースに独特のハリを付ける前段パラメトリックEQ
・ベースに独特の遅れ感を付けるフェーズローテータ
・音に広がりを与える3モードのステレオエンハンサ
・ベースのアタック感を変える3モードクリッパ・アタックタイム調整
・使える5つのプリセット&3つのユーザープリセット

※FabulousMP3は、プロ仕様の放送用コンプレッサをシミュレートしています。内部処理はデジタル信号処理により実現されています。内部の処理フローや各パラメータについては、ユーザーマニュアルに説明されています。

▼ヘッドホンの外から音が聞こえる「頭外定位」機能

・ヘッドホン使用時に頭の外に音を定位させる「バーチャル・ルーム」機能

▼対応サウンドファイルについて

・32kbps〜320kbps固定レートMPEGILayer3(MP3)ファイル
・CDなどからリッピングした無圧縮WAVファイル
・32kHz/44.1kHz/48kHz、1/2ch、16bitフォーマットに対応

▼MP3/WAVファイル作成機能

・MP3/WAVファイルをマルチバンド処理してMP3/WAVファイル(選択可)に保存
MP3→WAV MP3→MP3 WAV→WAV WAV→MP3 (MP3: 32kbps〜320kbps選択可)

※MP3TAGv1に対応し、MP3→MP3の場合にTAGを保持したまま新しいMP3ファイルを作成
・リストに登録したMP3/WAVファイルを一括して処理&保存
・フォルダを指定するだけの簡単操作
・LAME.EXEなど、外部MP3エンコーダーを使用してMP3ファイルを作成可能

▼MP3/WAVファイル再生プレーヤー機能

・リストに登録した曲をリアルタイムに処理再生可能(Pentium800MHz以上必要)
・再生しながら、効果の調整、プリセット変更が可能

▼サウンドカードからの入力をそのまま処理して出力する「ONAIRモード」を装備

・サウンドカードから入力されたオーディオ信号をリアルタイムに処理
・サウンドカードの出力から処理された音を再生
・サンプリング周波数32kHz/44.1kHz/48kHzを選択可能

※音とぎれのない安定した動作のためには、高スペックのCPUが必要(最低Pentium1GHz以上必要)
※サウンドカードによっては安定動作しない場合もあります
※動作確認には「CreativeSoundBLASTER4.1Digital」(アナログ入出力)を使用しています

▼動作環境

・Windows 8/8.1/10/11 (32bit/64bit)

取り扱い説明書

 機能の詳細につきましては、ユーザーマニュアルをご覧ください。

更新履歴

V3.04: 正しいライセンスが登録できない場合がある問題を修正しました。
V3.03: メニューにアイコンを追加しました。
V3.01: プリセット呼び出し、パラメータファイル読み込み時に異常終了する問題を改善しました。
V3.00(.03): ユーザーマニュアルを更新しました
V3.00: マルチバンドノイズゲート機能を追加しました
V2.13: プレイリスト上の全ての曲を消去する機能を追加しました。
V2.12: MP3ファイル作成時に、内部で発生する遅延(20ms)を補正して作成するようにしました。
V2.11: 一括エクスポート時に、ファイル名に付ける文字列を、ファイル名の前か後かを選択できるようにしました。
V2.10: 一括エクスポート時に、元のファイルと同じフォルダに保存するオプションを追加しました。
V2.03: フォルダをドラッグ&ドロップして、ファイルを一括登録する機能を追加しました
V2.01, 2.02 : Windows Vista/7 向けにウインドウサイズを調整しました。
V2.00:ヘッドホン使用時に頭の外に音を定位させる「バーチャル・ルーム」機能を追加
V1.14: 信号処理を最適化し、処理速度改善(約30%、PCにより異なる)を行いました。
V1.13: ユーザープリセットを音楽再生中に切り替えたとき、音が変化しないパラメータがあるバグを修正。
V1.12: ファイナルLPFの周波数が、プログラム起動時に正しく設定されないバグを修正。
V1.11: ファイナルクリッパのパラメータが正常に保存されないバグを修正。
V1.10: マルチバンドのアタックタイム調整を加えました。ファイナルクリッパに、Adaptiveモードを加えました。
V1.08: 外部MP3エンコーダーが使用できるようになりました。
V1.07: ファイル作成中に、CPU使用率を下げるオプションを追加しました。
V1.06: エラーのあるMP3ファイルに対するバグを修正(再3)
V1.05: エラーのあるMP3ファイルに対するバグを修正(再2)
V1.04: CONT PLAY が機能しなかったバグを修正
V1.03: エラーのあるMP3ファイルに対するバグを修正(再)
V1.02: エラーのあるMP3ファイルに対するバグを修正
V1.01: プリセットを変更しました
V1.00: 2005/10/12 V1.00 リリースしました