一言メモversion4.05 Referecne Manual 大まかな概要
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* [大まかな概要]
* 一言
* フォルダ
* データセット
* インポート
* クエリーモード
* 一言スクリプト
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* 一言スクリプト
* メニューコマンド
* その他

[大まかな概要]

 この章では「一言メモ」で使われているいくつかの言葉と概念について説明します。

一言

 このソフトでは、題名がついたテキストの文章というくらいの意味で「一言」という言葉を使っています。別に本当に一言(一行)である必要はありません。具体的に「一言」は以下の要素からなっています。

  • タイトル:文章のタイトルです。
  • 名前:文章を書いた人の名前です。
  • 月日:文章を作成した月日です。
  • アイコン:その一言に関連付けられたアイコンで、リスト画面で表示されます。5種類の絵柄から選ぶことができます。
  • ID:データセット内で一意に一言を特定できる、1〜9999までの数字です。他の一言と重複することはできません。主にスクリプトを記述する時に使用します。
  • 本文:実際の文章です。40kbyte以内であれば、特に文字数、行数に制限はありません。

 「一言」の内容は様々です。日記、お気に入りの文章、自分がふと疑問に思ったこと、読後ノート、よく使うコートなど、どんな「一言」を記録するかはあなたのアイデア次第です。あなたの生活の様々な場面に、この「一言メモ」を役立ててください。 なお一つのデータセットには500までの一言を保存することができます。

フォルダ

 「一言メモ」では様々な「一言」を「フォルダ」という場所に保存し管理しています。この「フォルダ」はWINDOWS の「フォルダ」、MS-DOS の「ディレクトリ」と全く同じ感覚のもので、ユーザーは「フォルダ」を階層的に、たくさん作成することができます。具体的に「フォルダ」は以下の要素からなっています。

  • 名前:フォルダの名前です。
  • 説明:そのフォルダについての説明文です。
  • ID:データセット内で一意にフォルダを特定できる、1〜9999までの数字です。他のフォルダと重複することはできません。主にスクリプトを記述する時に使用します。

 フォルダ間で簡単に一言の移動をすることができますので、「一言」の種類ごとに「フォルダ」を作るなど、自分の使いやすいように「フォルダ」を活用してください。なお一つのデータセット内に作成できるフォルダの数は50までです。

データセット

 フォルダ構造とその中に保存されている一言全体を指し、実際にHDSファイル(Hierarchy DataSet ファイル)としてディスクに保存されます。また他のデータセットや旧バージョンの一言メモのデータセットから、フォルダ単位で一言をインポートすることができます。この内容を図示したのが右の図です。

※なお「一言メモ」ではパスワードを設定したり暗号化したりということはできないため、重要なデータ(例えばパスワードのリストなど)を一言として保存する場合はくれぐれもそのファイルを他人に盗まれないよう注意してください。

インポート

(詳しくはこちら)

 「一言メモ」では他のデータセットから「フォルダ単位」「一言」をインポートすることができます。その際「一言」をインポートせず、フォルダ構造のみをインポートすることも可能です。「インポート」を行うには「ファイル」メニューの「インポート」を実行します。インポートは一言メモ4.0のデータセットの他に、一言メモ3.1のデータセットからも行えます。

クエリーモード

(詳しくはこちら)

 「一言メモ」ではデータセット内の一言を様々な条件(該当期間、本文に含まれる文字など)で検索することができます。検索を実行するには「検索」メニューの「クエリーモード」を実行します。「クエリーモード」は一言を検索する際に使用するモードで、通常の「ノーマルモード」とは若干操作の仕方が違います。「クエリーモード」から「ノーマルモード」へ戻るには、同じく「検索」メニューの「ノーマルモード」を実行します。またこの2つのモードの切り替えは、ツールバーのボタン(:クエリーモード、:ノーマルモード)でも行えます。

一言スクリプト

(詳しくはこちら)

 「一言メモ」ではデータセット内の一言から簡単に「テキスト形式のファイル」を作成することができます(作成されるテキストファイルの文字コードはSHIFT_JISです)。テキスト形式のファイルとは、拡張子がtxt, html(htm), c, hなど様々です。このテキスト形式のファイルを作成する際に使用する、ちょっとしたスクリプト言語が「一言スクリプト」 で、スクリプト内の一つ一つの命令のことを「コマンド」と呼びます。一言スクリプトを使うと、フォルダ内に含まれている一言を全てつなげて一つのテキストファイルにしたり、あるいはある部分だけを入れ替えたHTMLファイルを作成したりということが簡単にできます。このマニュアルも一言スクリプトを用いて作成されたものです。