【特徴・機能】
■このソフトはNCプログラムの管理と、NCとPC間をRS232Cでファイルの通信を行うソフトウエアです。
■OSPとFANUCの切り替えが簡単に設定出来ます。
■オークマのOSPとの通信では面倒なファイル名を入力せずに送信・受信が出来ます。これにより、ファイル名の入力間違いや長いファイル名(最大16文字)を使用してもわずらわしさがありません。
■複数のファイルを選択し連続送信、連続受信が出来ます。
■設定ファイルを各機台別に作成が出来るので複数の機械との通信が楽に出来ます。
■選択されているテキストファイルの内容を表示するので、エディターで開かなくても内容が一目で確認できます。
■選択されているファイルが画像ファイルの時は画像を表示します。
■複数ファイルの保護や削除・コピーなどが簡単に出来ます。
■オークマのファイル名に付いている拡張名の種類を表示します。
■複数のファイルを選択して印刷が出来、2列の印刷にも対応しています。
ベクター:http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se336855.html
【 OSP5000L,OSP5000Mについて 】その他はNcFolder操作説明書を読んでください。
1.機械側の25ピンコネクターが”オス”になっているのでオス・メス変換アダプタが必要です。
2.DC制御はオプションなので標準では使用できません。NcFolderのパラメータをDC制御なしに設定してください。
3.「読み込み」及び「パンチ」のデバイス名の設定パラメータはありません。したがって、RS232Cのデバイス名のTT:を入力する必要があります。(TT:はテレタイプの意味です。)
4.機械側に送信するときの操作は、まず機械側を[編集操作]-[PIP]-[読込み]の後にTT:[書き込み] 次にPCから送信にしてください。
5.PCに受信するときの操作は、まずPC側を受信中にしてから機械側を[編集操作]-[PIP]-[パンチ]
ファイル名,TT:[書き込み]にしてください。(ファイル名の後にカンマを忘れないようにしてください。例:TEST.MINの時は、>P
TEST,TT: )
6.マシニング用オプショナルパラメータワードNo.6のボーレート設定は下記の換算表を見て設定してください。
旋盤用のパラメータは説明書を参考にして下さい。
ボーレート |
設定数 |
300 |
128 |
600 |
64 |
1200 |
32 |
2400 |
16 |
4800 |
8 |
9600 |
4 |
7.オプショナルパラメータビットの設定例
bit |
7 |
6 |
5 |
4 |
3 |
2 |
1 |
0 |
No.1 |
1 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
1 |
1 |
No.8 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
8.パラメータ変更後は必ずバックアップ
ファンクションキーを押して電源の入れ直しを行ってください。
注意:OSP5000L-G・OSP5000M-GはOSP5020L/OSP5020Mと同様なのでNcFolderの説明書を参考にして下さい。
【修正履歴】
Ver.1.37: ファイル内容表示部のサイズアップ。
Ver.1.36: 受信終了時にファイル名の再表示をするように変更。
Ver.1.35: Windows 7とVista用に表示レイアウトを修正。
Ver.1.34: OSP時に受信と連続受信を分けました。
Ver.1.33: 設定ファイルの保存先をNcFoloderがインストールされている所に固定。
:
設定ファイル選択時にキャンセルを押した時の不具合を修正。
Ver.1.32: FANUC受信時のファイル名を重ね書きと保護をチェックするよう変更。
Ver.1.31: パラメータにOSPとFANUCの切り替えボタンを追加。
Ver.1.30: キー入力画面の表示がNcCheckerになっていたのをNcFolderに修正。
Ver.1.29: NcCheckerで開く機能を追加。
Ver.1.28: 受信時にファイルの先頭に改行コードが入る不具合を修正。
Ver.1.27: テキストファイルの拡張名にDATを追加。
Ver.1.26: エクセルとワードの拡張子のファイルがOffice2003でも開くように修正。
Ver.1.25: ファイル名変更時のエラー処理追加。
Ver.1.24: OSP-E100用に送信時にファイル名送出後DC1を待たない切り替えパラメータを追加。
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