付録:CSS対応状況表

セレクタ

グループ化全称セレクタタイプセレクタ

IE3 Win IE4 Win IE5 Win IE5.5 Win IE6 Win IE5 Mac N4 Win N6 Win N7 Win N7.1 Win O6 Win O7 Win
グループ化 1-2×
全称セレクタ2 ××
タイプセレクタ 1-2
関連バグ情報:

子孫セレクタ子供セレクタ隣接セレクタ

IE3 Win IE4 Win IE5 Win IE5.5 Win IE6 Win IE5 Mac N4 Win N6 Win N7 Win N7.1 Win O6 Win O7 Win
子孫セレクタ1-2
子供セレクタ 2 ××××××
隣接セレクタ 2 ××××××
Win版 MSIE
5.0以前では,子供・隣接セレクタを,子孫・タイプセレクタとして解釈するので注意が必要。
5.5以降では,セレクタに >+ などの結合子が含まれる規則集合は完全に無視される。
関連バグ情報:

属性セレクタ

IE3 Win IE4 Win IE5 Win IE5.5 Win IE6 Win IE5 Mac N4 Win N6 Win N7 Win N7.1 Win O6 Win O7 Win
[属性名] 2×××××××
[属性名="属性値"] 2×××××××
[属性名~="属性値"]2×××××××
[属性名|="属性値"]2×××××××

クラスセレクタIDセレクタ

IE3 Win IE4 Win IE5 Win IE5.5 Win IE6 Win IE5 Mac N4 Win N6 Win N7 Win N7.1 Win O6 Win O7 Win
クラスセレクタ1-2
続けて記述された
複数のクラスセレクタ
E.class1.class2
2 ×××××××
IDセレクタ 1-2
アンダースコアを
含む識別子
2 ××
大・小文字の区別 - ××××××
Win版 MSIE 3
クラス/ID名にハイフンが含まれる場合,付随する宣言ブロックごと無視される。
Win版 MSIE 5〜6,Netscape 4
クラス/ID名がアンダースコアから始まる場合,付随する宣言ブロックごと無視される(IE6 ではエスケープすれば有効になる)。 アンダースコアから始まる識別子はCSS2 の正誤表で訂正され,有効になった(ただし HTML のid属性値では不正)。
Netscape 4
タイプセレクタに取り付けられたIDセレクタ(要素型名#識別子)は解析されない。
Netscape 6.0(6.1以降は除く)
クラス/ID名にアンダースコアが含まれる場合,付随する宣言ブロックごと無視される(エスケープすれば有効になる)。
関連バグ情報:
空白類文字で区切られたクラス属性値:
Win版 MSIE 3〜4,Netscape 4 は,空白類文字で区切られたクラス属性値を解析できない。
続けて記述された複数のクラスセレクタ (E.class1.class2):
Win版 MSIE 5〜6 および Mac版 MSIE 5 では,最後に記述されたクラス(E.class2)のみ有効になる。
クラスセレクタおよびIDセレクタの大文字と小文字の区別:
Win版 MSIE 6, Netscape 6以降,Opera 7 の標準準拠モード,Mac版 MSIE 5 では大文字・小文字を区別する。

疑似クラス

IE3 Win IE4 Win IE5 Win IE5.5 Win IE6 Win IE5 Mac N4 Win N6 Win N7 Win N7.1 Win O6 Win O7 Win
:link 1-2×
:visited 1-2××
:hover 2 ××
:active 1-2××
:focus 2 ×××××××
:lang() 2 ××××××××××
:first-child 2 ×××××××
疑似クラスを続けて記述
要素名:xxx:yyy
2 ×××××××
疑似クラスを祖先とする子孫
要素名:xxx 要素名
1-2 ×××
Win版 MSIE
:hover,:active疑似クラスは,始点アンカー(href属性を持つa要素)と組み合わせた場合にのみ効果を持つ。
:active疑似クラスは,アクティブな状態だけでなく,なぜかアンカーにフォーカスされた場合にも適用される。
複数続けて指定された疑似クラス(:xxx:yyy)は,最後に記述された疑似クラスのみが有効になる(:yyy)。
Mac版 MSIE 5
:hover,:active疑似クラスは,始点アンカー,button要素か input[type="button"] のみ効果を持つ。
:lang()疑似クラスは,HTML のlang属性とはマッチするけれども,XHTML などのxml:lang属性とはマッチしない。
Win版 Opera 6
:hover,:active疑似クラスは,始点アンカー(href属性を持つa要素)と組み合わせた場合にのみ効果を持つ。
:link や :hover疑似クラスで指定したスタイルの一部が,:visited での指定を無視して引き継がれてしまう。
複数続けて指定された疑似クラス(:xxx:yyy)は,最初に記述された疑似クラスのみが有効になる(:xxx)。
Netscape 4
4.7以降では,:visited疑似クラスがサポートされている。
関連バグ情報:

疑似要素

IE3 Win IE4 Win IE5 Win IE5.5 Win IE6 Win IE5 Mac N4 Win N6 Win N7 Win N7.1 Win O6 Win O7 Win
:first-line 1-2××××
:first-letter1-2××××
:before 2 ×××××××
:after 2 ×××××××
Win版 MSIE 6 (標準準拠モードのみ)
疑似要素と宣言ブロック始端子({)との間に空白類文字が記述されていないと,付随する宣言ブロックごと無視される。
疑似要素を含むセレクタをグループ化した場合,正常にマッチングしない。(コンマの前後に空白類を記述すると回避可能)
Win版 Opera 6
:before,:after疑似要素を含むセレクタをグループ化した場合,それら疑似要素に対応する宣言が適用されない。
関連バグ情報:
Win版 MSIE 5.5〜6
:first-letter疑似要素には,vertical-alignプロパティは適用されない。
Mac版 MSIE 5
:first-letter疑似要素には,vertical-alignプロパティは適用されない。
:first-letter疑似要素を適用すると,マージンやパディングが正しく適用されなかったり,日本語が文字化けする場合がある。
Win版 Opera 6
:first-letter疑似要素には,フロート要素以外の場合,background-imageプロパティは適用されない。
:first-line疑似要素には,background-imageプロパティは適用されない。
Win版 Opera 7.0〜7.1x
:first-letter疑似要素には,背景ボックス関連text-decorationfloatclearプロパティは適用されない。
Netscape 6〜7.0
:first-letter疑似要素には,ボーダー関連のプロパティは適用されない。
Netscape 6〜7.1,Win版 Opera 7
:first-line疑似要素には,clearプロパティは適用されない。