System.CreateTemp メソッド

一時ファイルまたは一時ディレクトリを作成します。

書式
obj_var.CreateTemp (path, prefix [, create_dir] )

引数
obj_var
System オブジェクト。

path (string)
一時ファイル/ディレクトリを作るディレクトリの名前。このディレクトリは既に存在している必要があります。"%TMP%" なども可。

prefix (string)
一時ファイル/ディレクトリ名の先頭 3 文字部分。2 文字以下でも可。

create_dir (boolean)
この引数が false または省略されたときは一時ファイルを作成します。true の場合は一時ディレクトリを作成します。

戻り値
string
一時ファイル/ディレクトリの名前 (フルパス)。

備考
prefix が "abc" の場合、作成される一時ファイル/ディレクトリの名前は、適当な 16 進表記の数値と拡張子が付いて、"abc1234.tmp" や "abc789A.tmp" などになり、戻り値はこれのフルパス名になります。

作成された一時ファイル/ディレクトリは手動で削除する必要があります。

例 (JScript)
// 一時ファイル作成
var f = Application.System.CreateTemp("%TMP%", "xyz");
// 一時ディレクトリ作成
var d = Application.System.CreateTemp("%TMP%", "xyz", true);
// 明示的に削除する必要あり.
var fso = new ActiveXObject("Scripting.FileSystemObject");
fso.DeleteFile(f);
fso.DeleteFolder(d);

例 (VBScript)
Dim f, d, fso
' 一時ファイル作成
f = Application.System.CreateTemp("%TMP%", "xyz")
' 一時ディレクトリ作成
d = Application.System.CreateTemp("%TMP%", "xyz", True)
' 明示的に削除する必要あり.
Set fso = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
fso.DeleteFile f
fso.DeleteFolder d