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CUBEα エキマニ For March HK-11
2003年10月某日 取り付け 2003年11月某日 取り外し
画像(画像クリックで大画像) MENU
NISSAN CUBE α
純正エキマニ
定価25,200円
テクニカルデータ
インプレッション

取り付け

テクニカルデータ
注文3日後に到着。純正部品らしく、梱包は紙包みのみ。
純正触媒を生かしたタイプなので車検も問題なく通るはず。
触媒までの距離がないので、妙なくねり方をしているが、4-1タイプで、ほぼ同長。
見た目は綺麗なSUSではないので・・・画像の通り。
それにしても妙なくねり方・・・。「タコアシ」というより、「籠の中のウナギ」・・・・・。
下から覗いてみる。
排気が斜めに出て、渦を作る構造をしている。
排気効率を高めているのだろうか・・・・。
まぁ直ぐ触媒にあたるので渦効果は殆どないと思うが・・・。


インプレッション
■■■■■ 見た目インプレッション ■■■■■
遮熱カバーを付けてるのでノーマルそのもの。
■■■■■ インプレッション ■■■■■
◎ エンジン始動
今まで通りスムース。エンジン音が静かに・・・・。うるさくなると思ってたが・・・。
エキマニからの煙が凄い・・・。エキマニに付いていたオイルが燃え尽きるまでは仕方ない・・・。
空ぶかしすると、音は静かなのに、あっという間に5000rpm。おぉ〜エンジン特性が明らかに変わってる。
(この時点では、この特性が良いのか悪いのかは分からない。)
エンジンルームからは、空ぶかしの度にスゥー・スゥーと音がする。ちょっと感動。
(ボンネットを閉めると聞こえないが・・・)

◎ スタート時
煙も収まり、走行開始!・・・・・以前と変わらない感じ。アイドリング時、振動が増えた。

◎ 加速時
道が混んでいるので、2300rpm付近で定速走行。不意に前が開いた。シフトダウンせずにアクセルオン!
・・・・あれ・・・以前のような「ドン」ってな加速がない・・・。低回転域では今までのようなパンチがないことが判明。
キビキビ感を失ってしまった・・・・失敗か・・・。

いつもの田舎道で、シフトアップ4000rpmにて全力加速してみる。
あれ・・・・低音が響かない。ブォーッ・ブォーッてな音が全然しない・・・。
う〜ん・・・なんか寂しい・・・。今までの鋳物エキマニがあの低音を奏でていたのね・・・。
加速感は・・・。変化なし。

以前は4500rpmを超えると詰まった感じがあり、4000rpm辺りをメインに使っていた。
エキマニに交換で5000rpmは余裕で回るが、正直なところ回せるだけで速くない。

◎ 減速時
いつものように強めのエンブレ!弱くなった気もするが慣れれば分からない程度。変わりなし。

■■■■■ 総評 ■■■■■ 
交換後エンジンの特性が変わる。それ程変化しないだろうと思っていたが、間違いであった。明らかに高回転型に変化している。
エキマニ交換後のトルク感(×:低下 △:維持 ○:向上)
1000〜2000回転:△
2000〜3000回転:×
3000〜4000回転:△
4000〜5000回転:○以前は詰まった感じが出る領域。交換後普通に使える領域になった。
5000〜6000回転:?以前は殆んど回せない領域・・・。交換後回せる領域になったが、ほとんど使ってない・・・。
街乗り常用域2000〜3000回転のトルクが低下したのが痛い。
高回転まで回るので、高速走行には良いだろう。

下記取り付けにて述べるが、はっきり言って、ポン付けとは言いがたい。
要フロントパイプ加工と言いたい。加工なしでも走行できるが、自分には許せる範囲にない。

エンジンが高回転型に変化したことを理解し、以前と乗り方を変えれば走れないことはない。
変化を楽しむ人は、交換しても良いかも・・・。でも、フロントパイプの加工を考えると・・・・・。

1ヵ月後、やはりフィーリングが悪すぎるのでノーマル戻し。フィーリングに合わないものは、直ぐに交換です。
無駄な出費・・・いや・・チューニングとはそう言うものと自分に言い聞かせ、無理やり納得。



取り付け
まずはノーマルエキマニの取り外し。
COセンサと車の下から廃熱センサのコネクターを外します。廃熱センサのコード固定部がなかなか外れず・・・苦しむこと1時間あまり・・・何とか取れたが・・・・。ここでつまづくとは・・・。
エンジン-エキマニ固定用ボルトは意外と簡単に外れました。が・・・・
画像赤丸部でエキマニとジェネレータが干渉して取り出せない・・・・。
ジェネレータを外すのは大変なので、スタッドボルトをカナノコでカットしました。
車の下からフロントパイプ-触媒固定用ボルトを外し、エキマニを上へ引き抜きます。
まるで本物のタコのようだ・・・・。
ここで触媒とエキマニをバラスのだが、高熱部のため焼き付きがある。ソケットレンチは高級品を使った方が良いようだ。TKCのソケットで無難に外せたが、頭をナメル危険性大である。
COセンサはソケットを使えないのでCRCを塗布後数時間おいてスパナにて取り外し。
並べてみる。
ご覧の通り、触媒までの長さが違います。キューブの方が短い・・・・。
こりぁ干渉すること間違いなし・・・・。ノーマルに戻そうかマジで悩む・・・。
ダメ元でとりあえずこのまま続行!
エンジンのスタッドボルト2本が余計なので抜いておく。
取り付けは、取り外しの逆に組んでいく。
ガスケット類はケチらず新品に交換。
取り付け後、下から覗く。
フロントパイプとセンターパイプの吊りゴム。やはり前方に引っ張られてます・・・。
でも思ってた程ではないが・・・。

画像赤丸部(フロントパイプとセンターパイプの結合部)が一番干渉しやすいと思われる。
しばらく走行して交差点で止まると、と案の定シフトノブの下辺りから「カッ・カッ・カッ」と音が・・・・。
干渉しました・・・。(泣)
タイコ部のゴムも引張状態。
フロントパイプを加工しないとダメだこりゃ・・・。
安全のため、取り付け後すぐに車検を受けましょう。