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購入のきっかけ (イタリアにて)
購入直後のインプレッション
ぶつけられる
トラブル履歴(随時更新)
マーチ(HK11)という車 (10周年にあたり)

購入のきっかけ (イタリアにて)
イタリア留学中、アウトストラーダ(イタリアの高速道)をVWのパサート(2L)にてボローニャからミラノへ時速140km/h〜150km/h ※1 で走行中、学生と思われる陽気なイタリア人4人を乗せたMICRA(ヨーロッパ仕様マーチ)が隣の車線を何の苦も無く、しかも楽しそうに走ってるではありませんか!
イタリアにくる前はフォード(マツダ)のフェスティバ(1.3L)に乗ってたけど、この車が実にフニャフニャ&非力。高速走行なんて・・・まぁキャンバストップだったんである意味楽しく乗れた車でしたが・・・。MICRAを知り、小型車を馬鹿にしすぎていたと気づき・・・・猛省。
日本に帰ったらマーチを買うぞ!と心に決めたのでありました。

※1 ヨーロッパの高速道路では通常140〜150km/hで流れている。速度のでない車は一番右側を走ればあおられることもない。追い越し車線は追い越し時のみ使用する(通常空けておく)。トラックドライバーはプロ意識が強く右側の車線を規則正しく走っているので日本のようにあおってくるようなことはない。マナーは日本より格段に良い。


購入直後のインプレッション
A#の#は「シャープな走り」の#だそうだ。確かにフニャフニャ感は思ったより少ない。車の底を覗いてみたら・・・ありゃま!スタビライザ(アンチロールバー)が前後に付いてるではありませんか!車高の高いミニバンならともかくマーチにスタビを純正で付けるとは・・・NISSAN、お主もやるのぉ〜。ゴーンさんが来たからといって、この意気込み忘れちゃいかんよ!
エンジンは1.3LのDOHC。結構気持ちよく回る。最近オーバースペックということでSOHCに戻す動きがあるが、DOHCの気持ち良さは罪である。もうSOHCには戻れません。ちなみに4000rpm付近にトルクのピークがあるらしい。
以前FIATの500なる車に乗ったことがある。普通にクラッチを繋いだら、いきなりエンスト。エンジンをブンブン回すのが礼儀らしい。
そんな訳(どんな訳?)でブンブン回して乗ってます(笑)


ぶつけられる
マーチ無事故10周年記念を目の前にして事故に遭う。赤信号で止まっているところを ババァ にオカマを掘られた・・・。以下その時の会話。

マーチ:「
前見てなかったんですか?
ババァ:「
・・・ちょっと・・・・
マーチ:「
怪我してないですか?
・・・こらぁ!ババァが言うべき言葉だろう!俺が被害者だぞ!・・・
ババァ:「
はい・・・・そんなに壊れてないですね。
マーチ:「
・・・はぁ?・・・こんなに傷があるじゃないですか!
ババァ:「
これ以前からじゃないの?
・・・バンパーにおまえのナンバー痕がシッカリ付いてるじゃねぇか!
マーチ:「
以前じゃありませんよ!修理代10万位だと思うけど如何します?保険使います?
ババァ:「
・・・
マーチ:「保険使うなら警察呼びますけど?
ババァ:「
・・・
・・・このババァ、まだ非を認めない気である。最近の大人は・・・
ここでババァ振り向き自分の車を見る。
前部が見事にフラット&ボンネットが「くの字」になっている事に気づく。

ババァ:「
保険使います」 
マーチ:「
じゃ、警察に電話します

・・・ しばらくして 警察登場 ・・・

ポリス:「
怪我ないですか?
マーチ:「
はい
やっぱ、最初に怪我の確認をするのが普通でしょう・・・
ババァ:「
・・・

・・・ しばし、二手に分かれて取り調べ ・・・

ポリス:「
車は走れそうですね?
マーチ:「
はい・・・でも、あのおばさん大した事故じゃないと思ってるんですよ。車歪んじゃったろうな・・・

ポリス ババァ をマーチまで連れて来る。

ポリス:「
おばさん!ちょっと上からバンパーを覗いてくれる?結構歪んでるでしょう?バンパーは交換しないとだめだね・・・
ババァ:「
・・・はい
ポリスに感謝である。

その後、バンパー交換+板金塗装に18万かかることが判明(予備タイヤのスペースまでもがコトゴトク潰れていた・・)。修理代は、当然ババァが持ったが、一度も謝らない態度には驚いた・・・・。


トラブル履歴(随時更新)
●エンジンチェックランプの点灯
水温計が壊れたとのこと。ほんとか?まぁディーラーを信じるしかない。
●燃料漏れ【NO1】
燃料タンク付近からポタポタと・・・・。パイプに亀裂だってさ。
●燃料漏れ【NO2】
今度はエンジン付近のパイプから漏れた。ポンプを抜けた後の高圧側からの漏れ。走ってて分かるんです。アクセルを踏み込むと3000rpm辺りからエンジンの回転が上がらなくなる。その瞬間パイプの亀裂からピューっと燃料が漏れてた模様。火災の危険があったと修理屋に言われた。後で知ったが、シェルの燃料に入っている添加剤は日産の使っている燃料パイプとの相性が悪いとの噂を・・・あくまでも噂です。
懲りずにシェルの燃料使ってます・・・・。


マーチ(HK11)という車 (10周年にあたり)
最初に言っておく、マーチは大幅な変更なしで10年間も売れ続けた車である。

マーチ(K11・HK11)は実に素直でいい車だ。最近は車に限らず、すべてのもにおいて一発当たればいい程度の発想しかない。コンビニの商品を見れば明らかだ。定番に成りえないのである。定番になるには、品質はもちろん、時間と共に変化する個人のニーズを満足させなければならない。行き着くところ、品質&コンセプトが重要ということだろう。

品質
マーチの車重は約800KG。意外と知られていないが、この軽量化のために最高の技術が使われている。アルミ製シリンダーヘッド・アルミ製エンジンブロック・中空クランクシャフトなど部品単位での軽量化が各部に及んでいる。「マーチごときにそこまですることはないだろう」という発想もあるかもしれないが、そこで妥協をすると定番には成りえない。
コンセプト
マーチは薄利多売商品だ。たくさん売るには長い期間売る必要がある。時間と共に変化する個人のニーズを満足することは大変である。未だに色あせて見えないデザインには関心である。