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新しい職場に移ってから20ヶ月、熊猫が開発したものではないプログラムに潜んでいるいろいろなバグに振り回され続けています。プログラムによるトラブルの原因を探す仕事をするようになって、オープンソースソフトウェアは問題点だらけだと知りました。また、開発者が見ている理想の世界と、利用者が見ている現実の世界とのギャップも見えてきました。 レビューや動作テストやエラーハンドリングがとても貧弱です。ソースコードはオープンだけれど、プログラムの動作や仕様を説明するコメントが貧弱なので、当該プログラムの開発に関わっている人以外には、不具合を見つけても、どのように修正すれば良いのかを判断できません。再現条件を特定して報告するのが精一杯です。不具合の情報も、当該プログラムの関係者以外には理解できないという点でオープンとは呼べないですね。 追い打ちをかけるのが、熊猫にしかできないプログラムの開発がまったくできていない状態が続いているということ。オープンソースの世界って何なの?(泣) |