-----------------------------------------------------------------------
● 宮川 奏 氏からの返答....1998.8.1
私は、現在「Each side of screen」というオリジナル小説を書いています。
幸いスタッフに恵まれ、素晴らしい音楽を書いてくださる方、キャラクターデザインをして下さる方、戦艦などのメカを設定して下さる方、小説を発展させて下さる方に恵まれ、いよいよ完成の域にたどり着きつつあります。
さて、やはりヤマトには宮川サウンドがないと、どうも寂しくて仕方ありません。そこで、宮川先生に「ヤマトのメロディーを使っても構いませんか?」と質問状を出してみました。そこには、私の小説に関する取り組みと、作品の意味合いのようなものを書き添えました。
どのような返事が来るのだろうか?と心配しながら数週間を待ちました。
そして、いよいよ返事が来ました。
その一部を抜粋(編集)して公開します。
質問 メロディーをモチーフとして使っても良いでしょうか?
返答 自由に使って下さい。使っていただけること自体は嬉しいです。
質問 アドバイスはありますか?
返答 インターネット上の著作権はハッキリしていないので居原さんになにか面倒なことがあると大変なことになる。
例えば過去に遡って使用料を払えとか、アレンジする場合の制限もある。
質問 その他の問題は?
返答 JASRACの領域で私(宮川先生)が許可しても使用料がかかる可能性もある。
問い合わせて問題がなければ、自由に使って構わない。むしろありがたい。
ということで、宮川先生からは曲を使って貰えることは「嬉しい」けれど、JASRACCで使用料の問題が発生する可能性があるから気をつけて下さい。というアドバイスを戴きました。
自由に使って構わないと言ってくださるあたり非常に嬉しいです。
さて、これでjasraccに問い合わせて、使っても構わないと言われれば、、、懐かしのヤマトサウンドが使えるんですが、、、どうなることやら、、、。
一応,jasraccのHPを見てきたんですが…、さっぱり意味が分かりません。(1998.8.2)
ジャスラックは決まった
そして、2003年。
JASRACCは、インターネットで楽曲を使用する際のガイドライン(使用規定)を設定し、有料で行えることを発表しました。ただ個人として楽曲を使用したいと思ったときには少々高価であると言わねばならない金額です。詳しくは、こちらかどうぞ。
|