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1. ダゴン、ガイデル、フラーケン等はどこから来たのかについて。
ヤマト3・・・・・。ヤマトの歴代の作品の中でも、惨敗を記録したこの作品こそ私がこよなく愛する作品なのですけれども、内容は ともかくとして、敵側がかっこいい。
ラム艦長やグスタフ司令、どうでもいいコルサコフ参謀等、みんな私のお気に入りです。
しかしながら、やはりヤマト3における、ヤマトへの最大の挑戦者は、なんと言ってもダゴン将軍であるということに異存 はないでしょう。
あのアクの強そうな顔、執念深い性格、冷徹な作戦ぶり・・・・・。
はっきり言って、冥王星基地にいたシュルツやガンツ のあの頼りないコンビとは、まるで違う勇猛果敢な様子の将軍です。
その上司であるガイデルも、冷静沈着といったところで、部下にハゲ頭を洗ってもらっているシーンには、思わず涙笑いを誘われます。
フラーケンもいいですね。ガルマンウルフという別名の方がぴったりきます。
ただ、フラーケン氏には一言ありますが、軍隊というものは常に厳正な規律と組織化を要求されているものだけに、いくら次元潜航艇の艦長だからって、ふだんは一匹狼で活動しているみたいじゃないですか。
そんなことは軍隊じゃ絶対に許されないはずです。あくまでも、チームワークで動いているわけですからね。あれだと、ガイデルに勝手に呼ばれて、それでヤマト撃退に向かっている。ヤクザじゃあるまいし襟にも徽章がついた、ちゃんとした軍人なんですからね。
さて、ここからが本題ですが、それにしても、ダゴンにしたって、ガイデルやフラーケン、それとヒステンバーガーやグスタフ司令とかキーリング参謀もそうですが、彼らはいったいどこの出身なのでしょうか?
素直に考えるならば、彼らはガルマンガミラス本星の出身と考えるべきです。しかしながら、この星はデスラーがやってくるまでは、ガミラス系の住民は、ボラー連邦の奴隷になっていたわけですよね。
だとしたら、当時はダゴンにしろガイデルにしろ奴隷だったわけです。奴隷の仕事を怠けていたら、ボラーの監視に撃ち殺されていたわけですよね。
そんな彼らがデスラーが来て以降、いきなり東部方面軍の司令部に抜擢というのはどうも考えにくいですよね。
軍隊の経験がなくてはいけないし、ガイデルの立場なんて、ある程度の実績がなければ、方面軍司令なんいう大役を任せられるわけがないのですから。
キーリングにしろ、ボラーの奴隷だったとは絶対に思えません。参謀ですからね、参謀・・・・・・。
本来なら、ヒスが死んでいるのですから、ガミラス時代のNo.2だった、タランがヒスの後を継いでもよかったのです。ところが、タランはあいも 変わらず、デスラーの副官に甘んじています。
副官というのは、あくまでもデスラー直属艦隊の中でしか、命令がおよばないわけですから、キーリングはタランよりもはるかに偉い地位にいるわけです。
なにしろ、参謀ですからね。
その命令は、全方面軍に及ぶわけです。そんな偉いキーリングが、奴隷だったわけはありません。どうあっても、ガミラス時代のタランと同僚であり、タランよりも有能な作戦司令官であったわけです。ヒスの後釜なんですね。
ガミラス当時は、髪の毛もフサフサだったり・・・・・。笑っちゃいますよね。
やはり、ここは彼らは、純粋なるガミラス本星出身とみるべきだと思います。そんな彼らが、ヤマトの名前も知らないし、地球という星の名も知らない。(少なくとも最初のうちは。)
これはおかしいと思いませんか?ガミラス出身と見るならば、当然、地球の名前は知っているべきですよね。ガミラス帝国時代は、地球侵略の他にも、ダイヤ戦線とか、ルビー戦線とか戦争があって、ガミラス軍は四方八方に広がっていましたが、地球移住のことは どこの戦線のどの将軍や司令にしたって、共通の了解事項であったはずです。
純粋に私の想像なのですが、ガイデルやダゴン(ガミラス帝国時代は、ダゴンは戦闘機乗りだった?)は、ガミラスの日報や新聞かなにかで、ドメルやハイデルンといった同僚の死を知っていたはずですし、そこで「ヤマト恐るべし!」と思っていなければ絶対におかしいのです。
まして、ヤマト2では、デスラーが各戦線に散らばっていた残存の軍隊(ピストルで、デスラーに撃ち殺されたランベルス将軍含む)を率いて、再びヤマトに挑戦するわけですからね。
ヤマトの名前を知らなければおかしいのです。
とすると、彼らはいったい何者なのでしょうか?ガミラスの戦線が、地球とかヤマトとかの情報が電波で届かないくらいに遠い所に広がっていたと見るのか、それとも、さきほどのフラーケンの存在がヒントになるのですが、ガミラスにもヤクザ的存在がいて、ダゴンやガイデルはそこの巨魁であって、ガルマンガミラス本星に移住したデスラーの懇望で、軍人となったと見る べきか・・・・・。
(略)長年ヤマトの敵方を研究してきた私には、重大な課題なんです。世の中には、こんなファンもいるのですよ。(略)
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2. 今日はズウォーター大帝についてです。
この私は、心底ヤマトの敵方に惚れている人間ですからね。管理人さんさんは、どちらかと言えば、ヤマト派でしょ?(略)
(デスラーを助け、その脱出を認め、映画では駆逐艦を貸し出した・・・・・)
さて、本題に入ります。(いつもすみません、自分のことばかりで・・・・・)
地球侵略をもくろむ白色彗星帝国・・・・・。はっきりと言うと ガトランティスという正式名称を知っているファンがどれだけいるのかは疑わしいのですが、この帝国の大帝を務めるズゥオーター氏こそ、 歴代ヤマトの敵方で、デスラーに匹敵する紳士であるということは、管理人さんさんもお認めになりますよね?
なにしろ、あれだけの戦力を誇りながら、白色彗星帝国の人間はやたらと人間くさい。
サーベラーなんか、ほんとクレオパトラみたいな顔して、大帝の寵愛を得ようと、デスラーを追い落とすために必死でしたね。要は、ゴーランドにしろ、ザバイバルにしろ、彼らは皆、表情豊かな 敵でした。そのくせ、その戦力はすごい。ミサイル艦隊、次元潜航艇、超大型空母、超巨大戦艦・・・・・ええっと、あと何でしたっけ?
とにかくその戦力には、圧倒的なものがありました。
でもここで少し立ち止まってみてください。あの白色彗星・・・・・。つまり、大帝のいる彗星本体ですが、あの彗星の威力だけでも、 地球一個を侵略するには十分な力があったはずですよね。それをなぜわざわざ、テレビシリーズでは、何回も繰り返して、「前衛はナスカ艦隊、主力はバルゼー提督率いる主力艦隊、テレザート星を守護するのは、ゴーランド率いるミサイル艦隊、そしてザバイバル 将軍の戦車部隊、それからまた、デスラー総統の指揮するガミラス残存部隊・・・・・」という、ナレーションが流れたのでしょうか?
要するに、私がここで言いたいことは、大帝は、自分の彗星の威力は十分知っていたはずですし、この彗星一個の力があれば、地球艦隊など軽くひねりつぶせるということを知っていたはずです、と言うことなのです。
ですから、はっきり言ってバルゼーやナスカは、蛇足に過ぎないのです。それなのに、バルゼーは、たくさんの空母や戦艦を率いて、太陽系を侵略してきましたし、ナスカはその前衛を勤めました。どうしてでしょう?
「いいんじゃないの、アニメなんだし・・・・・」という答え方は、アニメファンを裏切る答え方です。
私が思うに、このズウォーター大帝は、地球侵略には、最大限に慎重で、それこそ「石橋を叩いて渡る」式の確実な勝利獲得をめざしたのではないのかと思うのです。
つまり、ナスカやバルゼーの攻撃で、地球艦隊を粉砕し、デスラーやゴーランドの連携プレイで、ヤマトの動きを封じ込めるという作戦が大帝の頭の中にあったと思うのです。
そして、いざとなったら余力ある彗星本体の力で、地球の戦力を一気に叩く・・・・・。
あれだけの戦力がありながら、大帝はなんと戦略的に地球攻略作戦を考えたのかな、と感心します。言うなれば、大帝の感覚は、あの武田信玄と一緒です。
孫子の兵法です。要は、確実な勝利のことを念頭に置いていると思わざるをえません。
ところが、実際には、ナスカ艦隊はヤマトに粉砕され、バルゼー氏は地球艦隊のわなにはまり、ゴーランドは波動砲に呑まれ、ザバイバルは格闘して射殺されました。デスラーは善戦もつかの間、気が変わって放浪の旅に出てしまうし、もうさんざんでした。(テレビでは・・・・・ )
「それならば・・・・・」と、大御所である彗星本体が、地球艦隊を一気にふっとばします。こんなあっけなく地球艦隊を全滅できるなら、最初からバルゼーなんていらなかっただろ、と私は声を大にして言いたくなりますが、それは彼ら宇宙人の感覚ですし、やはりアニメ、なんですね。
ところが、彗星本体も破壊されてしまうのです。あのデスラーが、恩を仇で返すようなことをしたために、ヤマト側に彗星の攻略法がわかったんですね。
デスラーの告げ口は、大帝の計算外であったはずです。大帝にとっては、デスラーはおそらくは理想の戦士像に見えて、その愛はかなり大きかったものと思います。
ですから、テレビや映画を通じて、大帝のデスラーを見る目は終始にこやかでした。ところが、サーベラー などは、デスラーの正体を早くから見破り、「こいつは油断できない。」と考えて、早くからデスラー追い落としにかかっていました。
大帝の盲目の愛が、彗星帝国崩壊のきっかけになったわけですね。
さて、彗星帝国が破壊され、やれやれここで一件落着といったところで・・・・・あの超巨大戦艦が忽然と姿をあらわします。
王手をかけられたばかりの大帝は、ここで巻き返すというところです。あの巨大戦艦は、あくまでも脱出用でしょうか。
ふだんから彗星本体から出入りしているとは思えません。なにしろ、容積だって大変なものでしょ?彗星の五分の一くらいを占めていたんじゃありませんか?となると、戦艦としては破格の大きさです。これが、これが、ガトランティスの底力なんですね。
これが彼らの本領だったのです。あの主砲だってすごい。大口径の主砲ですからね、波動砲なみの威力あったんじゃありませんか。
あの時点でヤマトの負けです。まともにやったんじゃ絶対に勝てません。やはり玉砕しかなかったんです。
「血の一滴だって、俺のものだ!」というあの名台詞とともに、大帝はヤマトを見下ろします。ほんとは、もうちょっと顔がひきつっていても よかったんです。だって、自分だって大損害をだしているわけですからね。
あのまま地球に勝って、戦艦だけで宇宙をさまよっても、前よりは戦力ダウンしているわけですからね。植民地の連中だって、反乱くらいは起こすでしょう。
大帝も、今後のことを考えなければならなかったはずです。
しかし、そこは大帝の威厳あるところ。不安をおくびにも出さずひたすらに、地球への攻撃をしかけるわけです。
さて、ここでこの話題をしめくくらせていただきたいと思います。これから会社に行かなくてはなりませんし、それと明日からは楽しみ にしていた旅行があります。今話題の和歌山に行ってきます。
(略)管理人さんさんもお体にお気をつけて、 ますます楽しいホームページの製作にお励みください。
ドメル司令の副官 ゲールより。
「ほんとは俺は、死にたくなかったんだ!」
(ドメルの巻き添え食っちゃった。これが副官稼業のつらいところ・・・・・。)
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3. デスラーの直属艦隊について
宇宙戦艦ヤマトV………。なんて私はこの作品が大好きなのでしょう。ヤマトファンからも見放されてしまった作品なのですが、私にとってはこれがベスト1! 揚羽隊員がベムラーゼ首相のウンコ要塞に向かって突撃していくシーンは、なぜか「さらば………」の時の山本隊員の玉砕シーンが瞼の裏に浮かんできて、涙が止まりません。
ボラー連邦のデストロイヤー艦、イカすじゃないですか! ミサイル攻撃とビーム砲速射の連携攻撃………。
ああいう艦隊を大量生産していればボラーも対ガルマンとの戦局を有利に進められるのに、やっぱり一隻あたりの予算がかかってしまうんですな………。
………とまあ、ごたくはここまでとして、私はやはりあのキーリング氏の存在がとても気になってしまうのです。
管理人さんさんはどのように御考えですか?どうでもいい登場人物ですか?まだルダ皇女の
方が目の保養にはなりますが、彼は銀河系最強のガルマンガミラス帝国の参謀ですからね………。
タランは、ガミラス以来のデスラーの側近であり、デスラーの信頼第一の腹心です。でも、その権限が及ぶのは、あくまでもデスラーの直属艦隊の中だけです。管理人さんさん、ここでこの「直属艦隊」の意味がおわかりになりますか?
ベムラーゼとの決戦で出てきたデスラーの艦隊です。
もちろん、テレビでは「直属艦隊」なんて言い方はしていませんし、あくまでも私の研究用語なのですが、どう見てもデスラーの直轄指揮の艦隊です。「直属艦隊」と言う言い方がわかりづらければ、「近衛部隊」とか「親衛隊」と言う言い方をすればわかりやすいかもしれません。
管理人さんさんも御存知のように、ガイデルやヒステンバーガーといった方面軍司令は、それぞれの艦隊や部下を持って各方面での侵略の「ノルマ」を果たすために奮闘していました。彼らの動きを統轄するのが、参謀であるキーリングの仕事であると思います。つまり、ガイデルの上司はキーリングなのです。キーリングは、四方面の方面軍の指揮官なのです。
もちろん、権限絶大であり、ガイデルが戦線で失態を見せれば、その責任はすぐにキーリング参謀が負うことになります。
さて、そのキーリングの上司であるのが、言わずと知れた社長のデスラーさんです。デスラーは、最高指揮官という性格上、もちろんこの四方面軍の上にデンと座っていなければならないのですが、自分自身も部下を持っていなければならないはずです。こんな言い方、わかりづらいですか?管理人さん総統……。
つまり、直属の部下です。キーリングの指揮の介添えのいらない直属の部下、つまりそれこそが親衛隊であり、各方面軍よりもはるかに強力な戦力であるのはもちろんですが、デスラーが自由に連れ歩くことのできる戦力というわけです。
もちろん、各方面軍だって、デスラーの直属であることには変わりありませんが、例えば、シャルバート星にちょっと行くのに、ガイデルからいちいち「艦隊拝借」と言うわけにはいきませんよね。
方面軍司令は、戦線での仕事に忙しいのに、そんな時にいちいち部下を社長に貸し出していたら、仕事になりません。
仕事に失敗しても、「いやあ、あの時、ガルマンウルフを総統に御貸ししていましたので、艦隊全滅しちゃいました……。」と言い訳しやすい。
まっ、そんなことばかり言っても始まらないので、ここでデスラー直属艦隊の威容について、簡単に述べます。
まずは、新型デスラー艦。これは、銀河系最強の大口径ハイパーデスラー砲を備えた超強力艦です。おそらくは総統の頭の中には対ゴルバ戦での苦戦の反省があったと思います。
従来のデスラー砲ではダメだ。ゴルバ戦ではスターシャの前でも恥かいちゃったし……。
「そんな石ころのようなエネルギー砲で、このゴルバが倒せるか!」と暗黒星団に言われてしまった以上、自尊心の強いデスラーは従来型よりもはるかに強力な必殺砲を作りたかったはずです。それがあのハイパー砲です。ヤマト3では、二度威力を見せてくれました。
しかしながら、従来のデスラー砲はどうなったかといいますと、それがあの直属艦隊。つまり、ベムラーゼ首相の誇るブラックホール砲に全滅したあの艦隊の砲門一つ一つに取りつけられたのですね。これは、あのウンコ要塞の前衛艦隊を叩くのに大活躍をしました。
しかしながら、ウンコの方には効き目がなかったのでした。ウンコはゴルバ並の堅固な外壁を誇っていたのですね。
こんな艦隊ですから、各方面軍よりも強力な戦力であるのは言うまでもありません。これがデスラーの親衛隊です。そして、タランはこの艦隊の副官です。つまり、キーリングよりは、命令の権限が限られています。ガイデルには命令なんてできっこない。
こういう風に見ていくと、ヤマト3って面白いですよねえ。
やめられません。
なんだか、全然尻切れとんぼみたいになってしまいましたが、自分の少ない教養が結集されたようで、書き終えた後はすごい満足感があります。どうも長々とありがとうございました。
本文についてのご質問・ご意見、又は未熟な私に対するご助言は、すべて
TOMINAGA
までお願いします。
「あの時、揚羽君が突っ込まなければ、ウンコ要塞を粉砕できなかった
かも………。そしたら、総統はまた『突撃!』って言い出すだろうな。
でも、ウンコの中に突っ込むのはごめんだな。」
………つぶやくタラン。
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4. 空母艦隊における「滑走路型」および「グッピー型」
白色彗星帝国とガミラスの空母、片や暗黒星団帝国とボラー連邦の空母とを比較して
見て、何かお気づきの点がございますか?
ほんと、どうでもいい些細なことなのですが、白色彗星にしろガミラスにしろ、空母
の「滑走路」が剥き出しになっていますよね?
つまり、戦闘機や爆撃機が発着する滑走路が、甲板に出ていますよね……。
片や、暗黒星団やボラーは、戦闘機隊や爆撃機は、空母の口から、まるでグッピー
の赤ちゃんみたいに出てきますよね?「新たなる旅立ち」で、プレアデスが出てくるシーンを覚えていらっしゃいますか?
あの装甲甲板の厚い主力艦です。スターシャのいる宮殿を強襲する時に、盛んに爆
撃機を繰り出していましたが、あの爆撃機はプレアデスの口から出てきましたよね。ボラーの時も、空母やウンコ要塞の口から繰り出されてきました。
つまり、滑走路がない………ない、と言うより、外面では見えない。
白色彗星では、彗星本体の発着口から絶えず戦闘機が出てきて、その口が古代たちコスモタイガーの攻撃の的になりましたが、それは例外として、ナスカやバルゼーの中型・大型空母は、その上部甲板が滑走路になっていました。ガミラス得意の三段空母にしろ、滑走路だらけの空母でした。ガルマン帝国にもなると、戦闘空母なんていう洒落れたのも出てきますが、これとて滑走路が剥き出しです。
また、「新たなる……」でのデスラー艦も、滑走路を持つ空母でしたが、なんと滑走
路が反転してそのまま主砲甲板が出てくるというファン泣かせの洒落れたアイデアがありました。ぜひ、イラク軍もこういうのをやってクリントン君を泣かせてくださいませ!
ま、冗談はともかく、こういう違いっていったい何なのでしょうか?
「おい、おい、そんなことどうでもいいんじゃないの?西崎さんだって、そこまでファンが突っ込むとは思ってないでしょ?」
というのも結構ですが、管理人さんさん、ぜひ、ここでスカルダート並の頭脳を披露くだ
さい。
でも、あのスカルダートの親父、サーシャを自分で捕まえることはないでしょうに……。周りに、部下はいなかったんですかね。
あれじゃ、まるでリストラ直前の管理職の親父と一緒ですよ。自分でコピーとって、自分でFAXして、自分で電話でアポとっている。
ズゥオーターと比べると、帝王のうつわが違いすぎます。ゴルバみたいなのを何隻も持っているような親父とは思えませんな。
再び冗談はともかく、私はこの空母の違いは、攻撃の仕方の違いから来るものだと
思うのです。
滑走路型は、明らかに奇襲戦法を狙っていると思うのです。逆に、空母の口から出
てくる「グッピー型」は、正面攻撃型でしょう。
デスラーなんかは、もう奇襲が得意中の得意ですから言うまでもありませんが、地
球と正面きって戦っているように見える白色彗星もナスカの前衛艦隊やバルゼー主力艦隊前衛として空母を多数配置するなど、あくまでも空母を前衛として使用しています。
つまり、空母の紀州……違う、紀州は、俺がこの間まで旅行していた和歌山だ……
ええぃ、空母の奇襲により、地球艦隊を叩き、その後、ゆっくりとバルゼーの主力艦隊(確かメルダースって名前でしたよね、バルゼー艦は?)を進撃させるという作戦だったと思います。
奇襲であれば、空母艦隊はもちろん、敵艦隊の目に見えないところになければなりません。戦闘機や爆撃機は、多数出撃して敵の戦力に襲いかかりますが、奇襲攻撃である以上、ゆったりとしたスペースのある滑走路から離陸して攻撃に臨んだ方が、敵艦に思いきり猛撃を加えられるはずです。
それに、奇襲攻撃はある程度、反復性を持つものですから、戦闘機の弾丸や爆撃機の爆弾が尽きれば、すぐに補給に行かなければならない。そんな時 →とか←とかいった、矢印で着艦経路を示してある滑走路方式の方が、戦闘で精神が興奮しきっている戦闘員たちにも補給経路がわかりやすいし、着艦時の事故も防げるわけです。
グッピー型は、正面攻撃型だと思います。暗黒星団もボラーも、空母をそういう風に扱っています。奇襲なんてまず考えない。
プレアデスがデスラーを奇襲したことはありましたが、あれは別です。ほとんど正面攻撃と一緒だと思います。
デスラーの三段空母が無残にも敗北しましたが、これを見ても三段空母は正面撃には向いていないというのがわかります。
逆に、暗黒星団のおじさんたちにしてみれば、正面攻撃が好きですから、滑走路なんて悠長に見える。空母なら、てっとり早く戦闘機を一気に吐き出せる形式、つまりグッピー型をとりたいわけです。
戦闘機も戦闘艦も一丸になって、敵艦を押しまくる。
そして、戦争に勝ったら、別に滑走路なんてなくても、ゆっくりと戻って来れるだろって寸法です。
はたして、どっちがいいのでしょうねえ。
スカルダート様………じゃなくて、管理人さん様、いい御知恵をお願いします。
故障と苦情はトミナガまで
管理人案
うーん。例えば「完結編」で冥王星海戦の時にディンギルの戦闘機は螺旋状の「滑走路」からクルクル回りながら出撃してきましたよね。あれ、実は滑走路じゃなくて「エネルギー補給通路」であって給油するために回っていたんですよね。
ですからあれもグッピー型でしょう。
しかし、、、目が回りそうです。そのストレスを外で発散するのかな?
私は考えたのですが、ガミラス、白色彗星帝国は地上で戦うことを想定したんじゃないでしょうか?
地上となれば必ず重力の影響を受けるではないですか?
ガンダムなんかを見て貰えば解りますが、上下の概念を取っ払って戦艦の下部にも垂直に立ったGM(ジム)がいましたよね。
基本的に宇宙は無重力だから、暗黒星団帝国もディンギルも「宇宙空母は宇宙で」という考え方からグッピー型になったのではないでしょうか?
(「永遠に」で巨大輸送艦が戦闘爆撃機を吐き出していましたがその時は内部の滑走路から飛び立っていましたよね。あれも戦略上、重力を意識した作りになって居るんじゃないかと思います。)
極端な話しをすると、宇宙では地面に落ちることがないわけですから、劇場版マクロスのオープニング様にクレーンでつり上げて、そこから発進すればいいわけですよね。
ということで、戦う場所によって滑走路を必要とした、、という考え方は如何でしょうか?
(本当のところは、ガミラス、白色彗星帝国共に、アメリカ、イギリス、ドイツを意識してデザインしたから滑走路が設定されていて、「永遠に」以降、同じデザインの宇宙船がないことを念頭に置いてデザインしたからではないかと思います。あ、いかん。超まじめに考えてしまった。)
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