LPCUSB
これはLPCUSBをinterface 2009-05付録基板で動かす実験です。
- LPCUSBはNXP LPC214xにしか対応していません。
- USBフレームワークのディレクトリ構成が、
target/usb*.c , usb*.h target/exmple/*.c , *.h , Makefile
- となっていたものを
project名/ ---+--- hwlib/ LPCxxxx固有のペリフェラルルーチン. | +--- usb/ USBフレームワーク.
- というふうに変更してあります。
ダウンロード
ステータス:とりあえずビルドだけ通ります。
- vcom.zip --- 仮想COM
- hidjoy.zip --- HID Joyクラス
- custom.zip --- Custom(LibUSB-Win32) クラス
- msc.zip --- ストレージクラス
example内容説明
内容はほぼexampleのままです。(vcomだけ少し変えました)
サンプルアーカイブ名 | 機能 | 内容 |
vcom | 仮想COM | 仮想COMポートを生成してエコーバック。大文字を小文字に変換します。 |
hidjoy | HID Joystick | Joystickのつくりかけみたいなやつ。実際のJoystickとしては機能できないように見えます。カウンター値入りのダミーのレポートを返しているだけ(?) |
custom | LibUSBカスタムデバイス | バルクin/out1組を持つ味気ないカスタムクラスです。メモリーのR/Wをやっているように見えますがホストPC側のソースは見当たらないので詳細不明です |
msc | ブロックデバイス(ストレージクラス) | SPI接続のメモリーカードをマスストレージにしているように見えますが、例によってSPIポートがLPC214x決め撃ちアドレスなので多分そのままでは動作しないでしょう。 |
寸評
- target-20070727.tar.gzが最終版で、更新が止まっている。
- LPC214x以外への対応が(ネットを見回しても)見当たらない。
- Cソース内でのポートアドレスの決め撃ちが多く、(ヘッダー分離していない)他の品種への対応に対して問題がある。
- ドキュメントが極端に少ない。doxygenの結果だけというのはつまらない。
- ホストPC側のツールが存在しない。
- infは用意されているけれど、*.sysがない。結局C:/Windows/system32/drivers/を指定して、手持ちのsysを入れるはめになる。
- VendorIDがFFFF(!)
ビルド環境の構築方法
作りかけのHIDmon
read more : ARM7mon
予定稿
- Interface2009.5基板でHIDmonを動かす。
- hid,cdcデバイスをWinARMでコンパイル