PIC18F4550

2009-05PIC?


400円で購入できるPIC18F4550を使ってHID-USBデバイスを作ってみました。

https://raw.github.com/iruka-/ATMEL_AVR/master/web/jpg/PIC/pic18f4551.jpg

  • USBケーブルは100均で揃えてもよいですが、自分の場合は壊れたマウスのしっぽをリサイクルしたのでタダでした。
  • Bコネクタやmini-Bコネクタもいくつか持っているのですが、基板側の穴を大きく加工しないと刺さらないのでケーブル直結にしました。
  • 水晶、基板、ICソケット、パスコンまでだと部品代としては800円程度なのでAE-18F2550よりも少しだけ安く作れます。しかもユニバーサル基板エリア全開です
  • (LED2個,タクトスイッチ2個はAE-18F2550の外側に付けるので計算から外します。)
  • AE-18F2550を使用する場合では、マザーボードを制作しなければならないので、ユニバーサル基板、ICソケットが余分に必要になりますからやはりPIC18F2550単体を購入して自作のほうが安くあがると思います。
  • 配線量は他のマイコンに比べても比較的少ないので、初心者の方でも大丈夫かと思います。



裏側写真

https://raw.github.com/iruka-/ATMEL_AVR/master/web/jpg/PIC/pic18f4552.jpg

  • 部品が少なそうに見えますが、実は40PIN ICソケットの中に全部詰め込んでいます。
  • といっても20MHz水晶1個、抵抗4個、積層セラミック0.1uF2個だけです。
  • VUSB端子を0.1uF経由でGND接続しておかないと「不明なデバイス」になって認識できませんでした。



秋月AE-18F2550(+自作マザーボード)との大きさ比較

https://raw.github.com/iruka-/ATMEL_AVR/master/web/jpg/PIC/pic18f4550.jpg


回路図

https://raw.github.com/iruka-/ATMEL_AVR/master/web/jpg/PIC/pic18f4550.png

  • (準備中)

配線箇所(必須のみ)

  • 電源周り:Vdd,Vss (2個づつあります)パスコンも忘れずに。
  • 20MHz水晶発振子:OSC1とOSC2の間に水晶を接続します。OSC1,OSC2ともに15pFとか22pFの負荷コンデンサでそれぞれGND接続するのが常道ですが、省略しても一応発振します。(安定さとか発振周波数の正確さを求める場合は省略しないでください。)
  • VUSB: 0.1uFを経由してGND接続
  • USB端子:D+,D-をそのままホストPCのUSB D+,D-に接続します。プルアップ抵抗は不要です(内部回路で選択)。
  • MCLR(いわゆるリセット端子):10kΩで+5Vにプルアップし、リセットSWでGNDと接続できるようにします。
  • RC2(ブートセレクトSW):10kΩで+5Vにプルアップし、押しボタンSWでGNDと接続できるようにします。
  • RC1(LED1):1kΩを直列に入れてLED(高輝度)を接続します。LEDの片側はGNDにします。極性に注意してください。
  • RC0(LED0):1kΩを直列に入れてLED(高輝度)を接続します。LEDの片側はGNDにします。極性に注意してください。
  • 高輝度LEDでなく普通のLEDを使用する場合は1kΩを470Ωとか330Ωに変更します。(というか好きな明るさになるようにします。)

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