pic18boot

PIC18F2550 PIC18F4550 HIDmon-2550 HIDmon-14K50 2009-07?  2009-08? 2010-04  PIC日記?


目次


PIC18F用のHIDブートローダー

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-03031/

https://raw.github.com/iruka-/ATMEL_AVR/master/web/jpg/PIC/14k50.jpg https://raw.github.com/iruka-/ATMEL_AVR/master/web/jpg/ae18f2550.jpg

内容

  • HIDmonとはHIDクラスのUSBデバイス内に実装されたマイコン用の簡易モニタのことです。
  • マイコン内のROM,RAM,I/O PORTをUSB経由でPC上から自由に参照、変更するツールです。
    • I/O PORTの操作については、Gainerや汎用USB-IO的な応用が可能です。
    • RAM参照が可能なので、ユーザープログラム実行後のダンプを見ることも可能です。
    • bootloaderとして使用することも出来ます。
  • HIDmonに関する詳細はHIDmon88の項目をあわせてお読みください。

https://raw.github.com/iruka-/ATMEL_AVR/master/web/jpg/PIC/hidmon1.png


回路図 (18F14K50)

https://raw.github.com/iruka-/ATMEL_AVR/master/web/jpg/PIC/sch14k50.png

注意:LVP書き込みしたPICを使用する場合はPGM端子(RC3,pin7)を5kΩ程度でプルダウンしてください。

  • また、その場合RC3端子は他の用途に使用できなくなります。
  • 18F2550/4550用の回路図はこちら circuit.txt を参照してください

ファームウェアDownload:

pic18boot-2010-0406.zip

hidmon-14kの使い方






AVRユーザーのためのPIC18F始めま専科。

  • もし、あなたがPICkit2やPICkit3などのPICライターをお持ちであれば、以下の情報は不要です。
  • PICライターは持っていないけれど、AVRライター(HIDaspxを想定)なら持っている、という人が対象です。


  • PIC18Fを始める場合の初期投資は、PIC18F14K50(1個200円)と12MHzのクリスタルだけです。
  • PIC書き込み器は、なんと、HIDaspxがそのまま使えます。 --->PICspxの項を参照してください。
  • 書き込むファームウェアは、このページのファームウェアDownload: にある、pic18boot-2010-*.zipを展開して入手してください。
  • 書き込みには気の遠くなるような時間(10分くらい)が掛かりますが、最初の1回だけです。
  • あとは、USBに接続して、同梱ツール picboot.exe を使ってアプリケーションを書き換え出来ます。

  • picbootが使えるようになったら、こんどは、C言語でリライトしたHIDmonを試してみてください。
  • pic18spxにはHIDmon機能だけではなく、HIDaspxのようにAVRマイコンの書き込みや、別のPICマイコンへの書き込み機能があります。


  • PIC18F14K50ではI/Oピン数やSRAM領域が不足する場合は、PIC18F2550PIC18F4550をお勧めします。
  • C言語からはほぼ上位互換で使用できます。
  • C言語でリライトしたHIDmonも、上記PICの3品種のどれにも対応しています。


  • Flash容量の制約をそれほど受けず比較的自由にHIDmonのファンクション追加やホスト機能拡張が出来ます。
  • AVRに比べて性能は劣りますが、USBプロトコルエンジンがCPUと独立して動いてくれる(割り込みリソースを使わないで動作する)ので、他の割り込みとの競合もなくフルスピード(12Mbps)USBを使用することができます。