2011-04
2011-03← →arm_blaster →ARM armon stm32f103 AVR/PIC両用ライター usbシリアル変換 usbキーボード 簡易ロジアナ、赤外線リモコン信号観測 mapleIDE
4月: After Shock
- ただただ茫然とするのみ。
先月のまとめ
・・・
今月のテーマ:
- 気が向いたらLPC1114でmaple IDE
もくじ
付録基板2題
- interface 2011'05 RX62N
- ルネサスオリジナルRXマイコン 96MHz/384k Flash/64k SRAM/USB
- トラ技増刊 LPC1114 2枚入り
- Cortex/M0 48MHz/32k Flash/8k SRAM/USBチップはCP2104
- とりあえず入手。
read more : LPC1114
学研の“電子ブロック”がiPad用アプリで登場
- http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1104/01/news117.html
- これで、電子ブックを電子ブロックに空目しないで済む。
- 復刻版EX-150持ってるけど、全然使ってないや。
- SR-2Aとか今更でないよなぁ・・・あんまりかっこよくないし。
- iPadのアプリでは、回路の出力をリアル取り出ししたりとか、中波ラジオ用のバーアンテナを抜いて短波に改造したりとか出来ないから面白くない。
- その前に、中波ラジオなんてiPadだけでは無理だよな。
- もちろん中波ワイアレス・マイクもiPadでは送信不可能だ。(WiFiなら可能っぽい気もする)
最近ラジカセを買う機会があったので気づいたことがある。
- iPad端子の付いたオーディオ機器(ラジカセ〜ミニコンポ)には、ことごとく中波ラジオ機能がオミットされている。
- ラジオ付きだったとしてもせいぜいFMラジオのみしか搭載されてない。
- しかたないので、適当に購入したデジタルmp3プレイヤー内蔵アンプの入力にトランジスタラジオ(AM用)を繋いでAMラジオを聞こうとしたら、すごいデジタルノイズが乗って、放送を聞き取れない。
- アンプと接続しているミニジャックを外せば、多少ノイズがあっても放送は聞こえる。
というわけで、iPadでは中波ラジオを作るのはほぼ不可能だ。(530〜1600kHzの信号を完全にデジタル処理を行えるとしても、膨大なノイズですべてが台無しにされる)
放射線測定器
- GM管を利用したキットは以前、秋月で売られていたけれど現在は売られていないようだ。
- GM管(Wikipedia)
- 不活性ガスとかハロゲンガスを封入しておいて、電極間に600Vくらいの電圧を掛けて、高エネルギー粒子が飛び込んできたら、ガスの気体分子が電離して、雪崩現象で電流が流れるのをカウントしていくらしい。
- 乱暴な言い方をすると、霧箱の中に電極を入れたようなものか。
- 高電圧が必要なのと、放射線が入射する窓を用意しなければならないのが大変そうだ。ガラス製だとアルファ線を透過しないらしい。
もうひとつ、高エネルギー粒子を受けて蛍光をだすような物質と光センサーのようなものを封入しておけば検出できるんじゃないかなーとか思っていたら、PINフォトダイオードでも検出器は作れるらしい。
- フォトダイオード(Wikipedia)
- 浜松フォトニクス(Siフォトダイオード応用回路例)
- http://jp.hamamatsu.com/resources/products/ssd/pdf/tech/si_pd_circuit.pdf
- 近い将来、携帯電話に簡易放射能測定機能が付いた奴が出てくるんじゃないかとマジで思った。
DRAMとかのメモリー素子のビット化けで検出できないかとかも考えたけど、線量を測定するに向いてないような気がした。
Wikipediaには、こんなことまで書いてあった
トランジスタやICは半導体で作製され、pn接合をもっているため、全ての能動素子は潜在的に フォトダイオードとなる可能性がある。 特に、小電流に敏感な素子は、光電流が流れるため照明下では正しく動作しない。 ほとんどの素子において、これは予期できないものであり、そのため、素子は不透明なパッケージに封入される。 パッケージはX線や高エネルギーの放射に対しては不透明ではないため、 これらの放射により、ほとんどのICは光電流が流れることにより正常動作をしなくなる。
- 昔、MC68000という32bitのCPUのセラミックパッケージの金属蓋を剥いで、アクリル板に張り替えて遊んでいたことがある。(そんな乱暴なことが出来たのは、検査に落ちた奴をこっそり貰ってきたやつだから)
- このスケスケルック(チップ表面が見える状態)のCPUはボードに挿してもちゃんと動作していた。
- けれど、カメラのストロボを近くで焚くと、一瞬でプログラムが暴走していた。
まさか日本でガイガーカウンタのようなものが必需品になる日が来るとは思ってもみなかったことだ。
関東でコンピュータX線撮影の画像に黒点が頻出
- http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/hotnews/int/201103/519055.html
- 室内に置かれたイメージングプレートで起きてるってことは、屋外だとどうなってるのか・・・ちょっと考えたくないなぁ。
WesternDigital:WDAlign+MBM384:今日は酷い目にあった。
- WesternDigitalの1TBのMBR(マスターブートレコード)を不注意で飛ばしてしまった。
- 復旧に1日掛かったのでメモ。
- WDの1TB〜2TBの奴は物理的なセクタ長が512B/sectではなく4kB/sectになっている。
- なので、普通にWindowsXPで使うと物理セクタ境界を跨いでFAT32やNTFSのクラスタとかが存在することになって劇遅になる。
- これを回避するためのWD純正ツールがWDAlign.exeだ。
- ただし、WDAlignを掛けたHDDに複数OSを入れてMBMブートセレクタなんかを使っていると、
- (単にセレクタだけで使っている分には良いのだが)OSの差し替え等でパーティションテーブルを編集したとたんにMBRが飛んでいってしまう。
- 理由は、MBMに編集させるとパーティションの起点がシリンダ数がきりのいい値(63セクタ×255ヘッド=16065セクタ=8225280byte、約8MB)に丸められるからだ。
- WDAlignを掛けると、仮にそうなっているHDDでも、端数のセクタ位置から開始するように調整されているので、パーティション情報が死んでしまう。
- どうやって復旧したか?
- 別のHDDを用意してubuntuをインストール。
- やられたほうのHDDは、USBでマウントしたほうが扱いやすい。
dd if=/dev/sdb of=mbr.bin count=1
- にてMBRを取り出す。(/dev/sdbがたまたまUSBマウント側だとする)
- 適当なバイナリーエディタでMBRを復旧させるわけだが、そのためには元のパーティションを解析しなければならない。
- このあたりを参考にして復旧したいパーティションの先頭が何セクタ目くらいから始まっているかを探り出す。
dd if=/dev/sdb of=partition2.bin skip=<開始セクタ> count=<取得したいセクタ数>
- で、先頭から100MBくらいを取り出す。
- hexダンプツールに掛ける。
- grepでMSDOS5 のような文字列を探す。
- 元々作成したパーティションと、WDAlignがずらしたパーティションの両方が検索で出てくる。
- どのくらいずれているかを調べて、MBRに書かれているパーティションの先頭セクタLBAを書き換えてみる。
- ubuntuにマウントさせる。
- ちゃんと内容が見れるかを確かめる。
もう疲れたよ。パトラッシュ
- WDのドライブは封印して二度と使わないこととする。
- もちろん絶対買わない。WDAlignは絶対使っちゃいけないツールだ。(生きてるOS込みでパーティションの切り直しを頻繁に行う人にとっては)
メモ:UBBでVGA
- すごいんだか凄くないんだか。
- 今ひとつ理解していない。
- AVRとかSTM32のSPIモード(MISO,MOSI,SCKだけ)では無理なような気もした。
- http://slashdot.jp/hardware/11/05/11/039228.shtml より、
SDIOポートをただのVGA端子だと見なして、本来はグラフィックカードで行わせるような処理を メインCPU+ソフトウ ェアで行い、無理矢理、直接出力しているようです。 SDIO CMDポート: HSYNC SDIO CLKポート: VSYNC SDIO DAT0ポート: G SDIO DAT1ポート: B SDIO DAT2ポート: Y SDIO DAT3ポート: R
- つまり、このさいSDカードは無関係で、http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1004/01/news046.html のNanoNoteのGPIO直叩き(DMA?)というところがミソなんだな。
- ARMでもGPIOにDMAできる機種なら可能ということか。
- ただし、それなりにメモリー(VRAM)が必要だ。(640x480=307kB 実際にはHSyncを埋めないといけないのでこの2割り増しくらい?)
- 307kBのSRAMが乗ったデバイスがないな。