終了日・終了時間

オークションは終了時間間際に値が釣り上がるものであるので,終了時間はとても大事だ。

だれもが,その商品を安価に手に入れたく思い,オークションに参加するのだから,途中で無駄に値段を釣り上げる必要はない。また,入札してすぐに手に入れたいのだから,できるだけ終了間近に落札しようとする。人気がない商品であなたしか入札者が見込まれないものだと,いつ入札しても同じように感ずるが,あなたと同じように欲しがる人がいないとも限らないので入札は終了間近の方がよい。

そこで,出品者にとって、終了時間をいつにしておいたら良いだろうか。競争原理を考えれば,オークション終了時に一番人が集まる時間帯になっている必要がある。それでは,一番人が集まるのは何時ごろかといえば,以前はテレホーダイがあったので,午後11時頃と言われていたが,最近はADSL等で繋ぎ放題が多いことや午後11時だと,既に寝ている人もいることを考えると,もう少し早い方が良いだろう。私は午後9時〜11時頃に設定するようにしている。

しかし,この時間帯は,結局,アクセスが集中するということになるので,オークションサイトの展開が非常に遅くなり,結果として入札に失敗する人も現れる場合もあるので注意が必要である。 以上が一般論で人が集まる時間であるが,商品によっては客層が限定されて,その人たちが自由になる時間が個別にある場合もある。

例えば,主婦層が主に使う商品であればどうだろうか。結構,昼間の時間帯が自由に使えるのではないだろうか。 それとともに,曜日にも気をつけたい。やはり,ゆっくりオークションに参加できるのは土曜日や日曜日になるだろうから,オークション開催期間中に必ず土曜日や日曜日を入れておきたい。ただ,若者は土曜日や日曜日は外出することが多いので,そうとばかりは言い切れない難しさもある。

要は,あなたが出品する商品は何か,ターゲットとなる客層はどのような人達かを良く考えて終了時間を設定するべきということである。 あと,ひとつ考えなければならないのは,終了日である。私は以前,私の出品した商品が複数個あったので,その旨話したところ「本当はもっと欲しいのだが,給料日前なので,今回は遠慮する」と言われたことがあった。誰しも,お金がないときには入札者としてはネットオークションに参加しないし,例え参加したとしても必要個数以下の量しか落札しないだろう。あたりまえの話ではある。それでは,いつが良いかとなると,一般的な給料日の直後に終了日があるべきで,恐らく,その日は月の25日頃ではないかと思う。統計を取っているわけえではないが気をつけたいことである。



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