覚え書き(2008年1〜4月)


'08/04/22

■キレやすいプログラマ

  FileNova(ver3.10.00 for OS/2)

 微力ながら尽力させて頂いたので紹介。:-)

 今回のアップデートの(私的)目玉は、テキストビューアの Unicode 対応であります。
 きっかけは、とある国産フリーソフト(Windows用)のドキュメントが Unicode で書かれていた事で。
 たまたま Windows マシンが作業中だったので、代わりに OS/2 マシンでダウンロードして、 Windows マシンが空くまでの間、ドキュメントでも読んでおくか・・・と思って、ファイラで解凍したけど、読めない、と。

 これでムシャクシャして、その勢いで一気に実装。
 最初は UTF-8 だけの対応のつもりだったが、それだけでは気が収まらず、UTF-7、UTF-16 にも対応させ、 あまつさえ無関係なバイナリビューアまで実装してしまった。
 今は反省している(←何が)。


'08/04/16

■現役続行確定

 久々に OS/2 のインストール作業を行いました。
 きっかけはコレ。

Scitech SNAP moves to OpenSNAP

 要は、「以前は有料だった汎用ディスプレイドライバが、 この度無料になりました」、という話でして。
 前々から、放熱ファンの調子が悪い愛機 ThinkPad-T43 の後継機についてアレコレ悩んでいたのですが、上記の汎用ディスプレイドライバにて、 たまたまデスクトップ機(Windows マシン)のビデオカードがサポートされているではありませんか。
 そう言えば確か、サウンドやネットワークの汎用ドライバもあったよなぁ? という事も思い出し、せっかくだから、と一念発起してインストール。

CPU : Pentium4 3.0GHz
MEMORY : 512MB
VIDEO : GeForce 6600
SOUND : Creative SB-Live 5.1
NETWORK : OnBoard(Marvell RJ-45)
 3年くらい前に買ったマシンですが、OS/2 的には夢のような(?)ハイスペックマシンの出来上がりです。:-D
 本格的に使うのは、T43 が昇天された後になるでしょうが、とりあえず退路は確保できたので良し。

 しかし、Windows マシンにデュアルブートでインストールしたので、 有事の際には、これを OS/2 専用マシンにして、 Windows 専用のマシンが別個に欲しくなっちゃうかも知れませんなぁ。
 久しぶりにPC関連で物欲がムラムラと(笑)。


'08/04/05

■(無題)

  ALWALTFX(ver4.2 for OS/2)

 久々に、色々機能を追加してみました。
 「誤操作防止」機能は、触って頂ければ察しが付くと思いますが、 ある日のこと、突如現れたWebブラウザのポップアップウィンドウのワンクリック詐欺リンクをうっかり踏んでしまった際に、 ムカついた勢いで実装してみた機能です(笑)。

 なお私、本機能を実装して以来、詐欺リンクに触れそうになった事すらありません、本機能とは関係無く。
 いつもの事のような気がしますが、何のために実装したのか(ノ∀`)


'08/03/18

■2.01→2.02、他

  RINGMAIL(ver2.02 for OS/2)
  SYSYA(ver1.42 for OS/2)

 SYSYA が OS/2 版のみなのは、コンパイラ(IBM-C)に依存したバグの修正だからです。
 もうヤダこんなポンコツコンパイラ(ノ∀`)

 一応、emx/gcc でもビルドしてみたのですが、正常に動作する代償(?)に、実行ファイルが1.5倍くらいに肥大化するのでガッカリなのです。
 デカくなるのは、スタンドアロン(EXEファイル単独)で動作可能にしようとする私のせいでもあるのですが、 だからと言って「別途 xxxxx.DLL が必要」とかいうパッケージ方式は好きではないのですよ・・・


'08/03/03

■2.0→2.01

  RINGMAIL(ver2.01 for OS/2)

 というワケで修正版ですが、またまたアップした直後に新しいバグに気付いちゃいました(ノ∀`)
 1ヶ月近く試用している間は全然気付かなかったってのに、「マーフィーの法則」も大概にしておけと。
 むしろ法則を逆手に取って、やたらめったらアップデートしまくれば、結果的に迅速にバグも発見できるんじゃないか?とか、 ちょっと真剣に考えちゃいましたよ(苦笑)。

─ ─ ─

 それはさておき、このソフトの「スパムメール検出機能」に磨きを掛けるため、 あえてメールアドレスをオープンにしたりして、日々見えない敵と戦い続けている私ですが、 最近、タイトルが日本語のスパムメールが激減したような気がしています。

迷惑メール22億通送信、25歳男を逮捕

 みんなコノヤロウの仕業だったって事でしょうか?(笑)
 それとも、他の同業者も、ほとぼりが冷めるまで自制しているのでしょうか? 何れにしても、他人にメーワクかけて私腹を肥やしてるよーな連中は、これからもガンガン吊るし上げていってほしいですね。:-D
 それにしても、

>複数の広告主から約2000万円を受け取っていたという。

 そんなに儲かるんだ・・・へぇ〜・・・
(↑何を考えているのか)


'08/02/08

■1.9→2.0

  RINGMAIL(ver2.0 for OS/2)

 結局大した機能追加も無しで・・・メジャーバージョン番号を繰り上げちまったァ〜。
 でも想像してたよりなんて事はないな。
(そりゃそうだろ^^;

 しかし、もはや毎度の事のような気もしますが、アップした直後にバグに気付くというのは、 何とかならないものか > 私(ノ∀`)
 まぁ、フリーズとかアクセス違反とか、そんな危険なバグではないのが不幸中の幸いですけど。 そのうち修正版をアップするので、しばしお待ちを・・・


'08/01/30

■(無題)

>「新着ソフト一覧」に載せてもらえませんでした(ノ∀`)

 と書いた直後に載せていただけました。(^^;ゞ
 これでダウンロード数2桁は固いな(笑)。


'08/01/28

■親プロセスのパラドックス

  KILUU(ver1.3 for OS/2)
  KILUU(ver1.3 for Windows)

 プロセス一覧のツリー表示機能が、今回のバージョンアップの目玉です。
 実用性は未知数です(爆)。

─ ─ ─

 Windows版を作っていて困ったのは、プロセス情報を取得するAPI(Process32First()など)が戻す、 親プロセスに関する情報(th32ParentProcessID)を繋いでも、ちゃんとツリー構造にならない事でした。
 プロセス構造が途中でブツ切れているのは日常茶飯事で、酷い時は、親プロセスを辿っていくと自分自身に繋がる輪廻転生状態になっていたりして。 うーん謎だ。

そんなワケで、Windows版のツリー表示は一部ウソが入っている事がある・・・ 例えば、輪廻転生している時は、何処かで切断して無理矢理挿し木したり・・・という事を、あらかじめ御了承下さい。(^_^;)
(OS/2版にも一応、同じフォローを施してあるが、それが要を成す事は無い筈)

─ ─ ─

 それはそうと先日、Vector のソフト管理DB(?)がクラッシュしたとかで、 そのゴタゴタと公開のタイミングがモロにバッティングした上記の KILUU は、 一応ライブラリには登録されたけど、「新着ソフト一覧」に載せてもらえませんでした(ノ∀`)
(同様に、1/26〜1/28の空白の期間に公開された他のソフトも、軒並み無視されている模様)
 おかげで今までにも増して認知度皆無みたいでして、ダウンロード数にとりわけ興味があるワケではないけど、流石に 0 は寂しい・・・


'08/01/15

■(無題)

  SYSYA(ver1.41 for OS/2)
  SYSYA(ver1.41 for Windows)

 ちょっと酷いバグが混入しちゃってたので、早めに修正です。(^^;ゞ


'08/01/07

■続・long long

 で、コンパイラを新調して、具体的に何をしようとしたのかというと、某拙作アプリのちょっとした機能強化のために、 某オープンソースのライブラリを借用しようとしたのですよ。
long longを用いている部位があって、IBM-C ではコンパイルできなかった)

 ところが、実際にリンクさせてみると、実行ファイルのサイズが、

使用前:100K前後
使用後:1Mオーバー
 と、どっかのボブさんもびっくりのスーパーサイズ化に卒倒してしまいました。ヽ(^・^;)ノ

 難解すぎて自分では書けないようなコードを拝借させて頂いておいて、 「きっと些細なボリュームアップで済むだろう」なんて、 見通しが甘かったと言ってしまえば、その通りなんですが、それでも1Mって、フロッピー1枚分ですよ。
 かつてはワープロソフト、例えば一太郎3とかがフロッピーから起動できたってのに、 単機能の拙作ソフトがそれに匹敵するサイズって、ありえないわー。

 というワケで、本機能の実装及び公開は無期凍結という事になっちゃいました。(-人-)
 それとも、「でかいファイルサイズが許せない」という価値観が、そもそも時代遅れなんでしょうかねー。


'08/01/02

■long long

 未だに趣味で OS/2 + Windows のクロスプラットフォーム開発しているワケですが、 時が経つに連れ、だんだん雲行きが怪しいシチュエーションも増えて参りました。
 例えば、OS/2 用の手持ちのCコンパイラ(IBM純正しかも旧式)が、64bit の整数(long long)に対応していない事とか、 先日それで壁にぶち当たりました。さぁどうするか。

 というワケで、現状の開発環境(IBM純正依存)の、Cコンパイラだけ GNU-C に差し替えるという 暴挙に打って出てみました。
(OS/2 版 GCC には、IBM-C 互換のオブジェクトファイルを出力する機能がある)

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 とりあえず差し替え作業は成功。
 ただし、自作のライブラリがそのままでは使えなかったので、それらも全部 GCC で再コンパイルしなければならず、 しかも最近のコンパイラはエラーチェックが厳しくて、全面的なソースの見直しを要しましたが。

 終わってからふと、「ここまで手間を要するなら、全面的に GCC に移行してしまえば良かったんじゃないか」とか考えたりもしましたが、 何はともあれコレで、OS/2 プログラマとして、もう暫く・・・来年いっぱいくらいは戦えそうですよ。
(↑随分弱気だなオイ^^;

 というワケで、今年も宜しくお願いします。ヽ(^.^)ノ


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