小さい頃に地元にはコンビニがなかったしましてや24時間営業の店などなかった。 また正月のデパートの初売りは3日からだったように思うし、2日の年賀状配達も なかったと思う。小さい頃は24時間営業や、1/1からの初売りや2日の年賀状配達は 便利だと思ったが、もはやあまり必要ないような気がしている。世の中的にも元に 戻る方向にあるようだが。
やはり資源を消費して経済をまわして、社会生活を豊かにする時代ではない方向に 進まなければならないのだと思う。
商売にはとんと弱いのだが、サービスや物を作るのにかかる費用よりも安い値段で 提供したら商売は成り立たないのはわかる。商売が小さいうちはこの原則から外れる 事はないと思うのだが、大きくなってくると度返ししてとか言う話が出てくる。 昔は興味があったが今は全く興味がない車の話で新NSXが2000万以上なのに赤字だ そうだ。ブランドイメージや社員の士気のために作るってことのようだ。もう一つ は電力販売単価は1kWhでおおよそ22円なのに、太陽光発電の買い取りはちょっと前 は40円以上だったようだ。こちらも商売は成り立たないが、国からの助成とかが あったからだと思う。このような不均衡が長く続くはずはない。どこの国も企業を 大きくして税金をいっぱい取るというのが今の風潮なのだが、企業を大きくすると、 このように長い目で見たら難し状態も起きてしまうので、世界的に考えなければい けない時期にきているのではないだろ うか。
イギリスがEUから抜ける事になって、世の中的には残念がってるが、これがもし 日本で同じような事があったら、投票率は悪くても9割以上が離脱に投票するので はないだろうか。やはり島国は特殊なのだと思う。
歳をとっていろいろな事を知る事ができてほんとよかったと思う。若い頃の自分を 思うと、頭悪かったなと思うが、少しは利口になった様な気がする。歴史を知るって 大切だと思う。
若い頃はこうじゃなきゃいけないとか、妙な信念の様なものがあったが、最近はあまり そうは考えないようになった。いろいろ起る事や直面する事などはたまたまなんだと 思う。たまたまであっても十分豊かな生活を送っていると思っている。
先日の選挙は与党が勝ったのだが、自分の手札がよく相手の手札が悪い時に勝負すれば それは勝てるに決まっている。ここのところの経済政策は、大きな企業や金持ちを優遇し 弱者を冷たいと言われている。政治家はともかく大きくお金を動かすための政策は、 めぐりめぐって弱者にも恩恵があるのだという考えなのではないだろうか。ただ昔と 違ってお金や物資の動きが変わってきているので、本当に通用するのだろうか。
昔は評判の飲食店などによく行っていたが、昔好きだった店がなくなったりして めっきり外食しなくなってしまった。先日飛行機で帰ってきた時、地元の空港の 飯屋さんが高くて結局、浜松町の居酒屋でランチを食べた。時間も過ぎていてぽつぼつ としか客はいなかった。店では昭和歌謡が流れていて、小林旭の熱き心にが流れてきて なんとも嬉しかった。
がんばらないのが自分の中の決まりなのだが、鎌田寛さんの「がんばらない」と 佐野洋子の「がんばりません」と水木しげるさんの「水木さんの幸福論」が自分の バイブルだ。
プリンスが亡くなった。自分がリアルタイムに聞いて時期にトップアーティストになった のだが、当初はイメージがちょっと変わっていてそれほど好きではなかった。しかし プリンスが関わったThe Timeのジミージャムとテリールイスがプロデュースアルバムが 気に入ってそこから辿って好きになった。ほんとここのところ海外ミュージシャンの 訃報が続きなんとも辛い。
大沢悠里のゆうゆうワイドが今日で終わりなので、聞いている。前に書いた小沢昭一 さんの番組のキー局のTBSでの放送なのでなんとも感傷的になる。放送は富士の麓の 田貫湖からの生中継で、後ろに鶯などの鳴き声が入って風情がある。
昨日総持寺にお参りに行って、ばーくで昼ご飯を食べてきた。ばーくのメニューは 不思議で、ハムカツ定食などは700円となっているのだが、唐揚げ定食が1200円と ずいぶん値段差がある。貧乏性なので1000円以上のメニューが頼めないので、何故 かは確認できていない。いつか1000円以上のメニューも頼んでみたい。
定食屋が好きで、よく行っていたのだが、めっきりお店がなくなってがっかりしている。 よく行った登亭や昔の会社近くのずんどう屋、あとちょっと前から行っていた猫のお寺 近くの早川亭、ほんとなんとも寂しい。あまり行けないが、総持寺近くのばーくが昔ながらの お店な気がする。
小さい頃にテレビでゲゲゲの鬼太郎が好きでよく見ていた記憶がある。その後に 作者の水木しげるさんが戦争で片腕を失っていた事を知ってなんとも吃驚した記憶が ある。昨年、水木しげるさんが霊界に旅立たれ、「水木サンの幸福論」さんの読みたいと 思っていたのだが、しばらく品切れで先日やっと入手した。幸福論はすごく参考になる ところが多い。
若い頃は手が届かないところの物を羨ましく憧れて、近くにある物はそれほど大切な 物と思わなかったりした。ところが最近はいろいろ近くにある物が大切なんだと思った りする。
ゆっくりした時代になれた後に、時代の変わり目があるといろいろほころびがでる。 しかたが無いのかもしれないが。
オリンピックの聖火台の話はとってもみっともないと思う。こういう状況の中育って いる若い人が、世の中はそんな物なんだと思ってしまう事がすごく悲しい。
中高の頃、自宅の夕食が18:00くらいで、その前に時間は勉強などしていたのだと思う が小沢 昭一さんのラジオ番組を良く聞いていた記憶がある。まったく子供向けの番組 では無かったのだが、おそらく東京近郊のラジオ放送局は夜にならないと入らなかっ たので地元の放送局で流れていたその番組を聞いていた。最近の永六輔さんの番組の お囃子を聴くと、あの放送を少し思い思い出す。
首相はアベノミクスは成功しているといっているが、私の周りの小売りなどの商売をさ れている方々の様子はきわめて厳しいように目に映る。社会が変わっていく事による 影響もあるだろうが、将来や社会への不安などが消費を押し下げているのではないかと 思う。個人的には昔ほど物欲はなくて、消費は生鮮食料がほとんどだ。後は好きな音楽を 近所で聞く事と、自分で作った料理をのせる 器を手に入れる 事くらいしかないが、十分充実した生活だと思ったりする。
どうでも良い事だがカルビーのサッポロポテトやバーベキュー味、ポテトチップスが発売 された時の事を覚えている。良い時期に生まれたのかなと思ったりする。
古い電子機器から、金属を取り出して再利用するというような話もあるが、ルータの ような機器はある程度新しい物は消費電力も低いし、処理能力もあるので、むやみに 解体して再利用するのはどうかと思う。中に入っているソフトに問題が発生して使えな くなるのであればソフトを新しくすれば良い訳だが、ビジネスモデルが作れないので、 新しいハードを売るビジネスになってしまう。長い目で見れば変えていかなければいけ ない事は明白なのだが。
相変わらずMIPSネタに邁進しているが、昔は数百万した コンピュータが物がハードオフで108円とかで買えるので、ほんと良い時代になった。 元KLabのCTOが書いていたが、もう昔のようにコンピュータにお金を使う時代ではない のだと思う。とは言え行き過ぎた安売りは売り手の首を絞めるだけだと思うので、 ある程度の協調は必要だと思う。
若い頃は新しいものが良いものだと思ったりしたが、いまは古いものでも良いもの があると思ったりする。レコードやカセットテープのブームもそんなところなのかも 知れない。ただカセットとかは故障が多いので、自分は 猫のお留守番の方が良いと思う。 利益重視な時代でコストダウンしてより大きな利益を上げるために、なかなか良いもの が出てこない時代なのかもしれない。過度に懐古趣味になるのも良くないのだが。
このぼろラジオで都内で聞くとFM波に比べ AM波の方がよく入る。時間とともに技術が進んでAMとFMの技術的な違いはほとんど 忘れられているが、昔はAMは原始的で、FMは高度な技術と言われていた。 技術がすすんで万が一などないと思わされて、原発の事故が起きた。おそらくAMラジオ が一番小さい電力で多くの人にリーチできる手段なのではないだろうか。万が一に備え てAMラジオは残って欲しい。レコードやカセットに続いてラジオも注目されるといいな。
小さい頃に両親にあまりテレビを見せてもらえなかったので、ラジオを聞くように なった。東北の片田舎で、アマチュア無線の試験を受けにいくのが難しかったことも あり、ラジオからハムにはいかずにマイコンをいじり始めるようになった。そんな こんなでいまだにラジオが好きだ。テレビはほとんど見ない。
今年は伊勢丹が今日までお休みしているという事がニュースになっていた。昔は みんなそうだった気がするが、その頃は元旦もやってれば便利と思っていたのかも しれない。しかしとくに必要な物もないし、物溢れな時代に普通にちゃんと価値が ある物を届けられればそれで良い気がする。
あけましておめでとうございます