メニュー: [編集]→[圧縮]→[FLAC]
「圧縮レベル」の設定により、作成される圧縮ファイルのサイズにある程度の違いが出ると思いますが、FLAC は可逆圧縮なので、音質には違いが出ません。
「サンプル ビット数」の「既定」とは、入力ファイル自体のビット数、または非圧縮 PCM として保存する場合の既定ビット数です。「既定」を選んでも最大は 24 ビットです。
「展開して内容を確認」オプションを有効にすると、作った圧縮データを展開して、実際に元の音声波形と同じになるかどうかを検証します。
「再生音量の記録」は再生用の音量設定 (Replay Gain の設定) をファイルに記録するオプションですが、記録される音量設定は、コマンドの flac.exe を使った場合と完全同一にはなりません。これは音量計測用の周波数重み付けフィルタの仕様が若干違うためです。また、このオプションの選択時は Ogg FLAC でファイルを作成することはできません。
圧縮ファイルを作成するには「ファイル作成」ボタンを押します。出てくるダイアログ ボックスに出力ファイル名を入力してください。
Windows10 のエクスプローラに FLAC 形式のファイルとして認識させるには拡張子を .flac にしてください (.fla でなく)。
ファイルの拡張子が .oga の場合は Ogg 形式のコンテナに入ったタイプの FLAC ファイル (Ogg FLAC) を作成します。通常はこの形式でファイルを作る必要はありません。
Windows10 のエクスプローラからタイトルやアーティスト名などのテキスト情報が見えるようにするには、設定ダイアログ (メニュー: [ツール]→[設定]) の「詳細」ページにある「Win10 フレンドリーな FLAC 作成」にチェックを入れてください。エクスプローラに解る Vorbis コメント形式でテキスト情報が出力ファイルに入ります。
※このソフトで FLAC ファイルを作成した場合、付属テキストとラベルの情報は、基本的には RIFF/WAVE 形式のアプリケーション データとして格納する形になっています。上記「Win10 フレンドリー〜」オプションにチェックを入れると、追加で Vorbis コメント形式でもテキスト情報を入れます。作った FLAC ファイルを後でこのソフトで開いたとき、参照されるのは RIFF/WAVE の方になります (ラベルも記録できるやり方を考え、このような仕様になりました)。
本ソフトに同梱している FLAC コーデックは、Josh Coalson 氏および Xiph.Org Foundation が著作権を保有するソフトウェアです。FLAC の詳細については https://xiph.org/flac/ をご覧ください (英語)。
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