無音部検索

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音声ファイル内の無音部分を検索します。

検索の開始位置は「始め」マーカーの位置です。「始め」マーカーの位置が無音の場合は読み飛ばし、続く有音部をひとつ越えたところの無音部を検索します。

一般に無音部分というのはノイズのみが存在する部分ですが、そのノイズの音量レベル (rms) を「ノイズ レベル」で指定します。ノイズ レベル以下の音量が指定秒数以上続く部分を無音部として検索します。実際のノイズ レベルよりもやや高めに設定するべきでしょう。一度検索をすると、検索された部分のノイズ レベルが表示されます。

「帯域制限」は帯域制限用ローパス フィルタの設定です。「なし」以外の場合は指定の周波数以上の成分をカットして検索を行います。FM ラジオ (ステレオ放送) の録音は、15 kHz に設定すると多少無音部が見つかりやすくなることがあります。

検索した無音部にラベルを付けるには「記録」ボタンを押して、ラベルの名前を入力します。無音部の後に続く有音部の内容が判るような名前を付けることを想定しているので、ラベルが付くのは無音部の終わりから 1 秒手前の位置です。

「全て検索」の場合も検索の開始位置はその時点の「始め」マーカーの位置です。

「全て検索」では検索後、結果を一覧表示します。個々の無音部にラベルを付けることができますが、全ての無音部に共通のラベル名を指定した場合は、ユーザーの入力した名前に (1), (2) などの番号を付加したものになります。