コマンド一覧


※重要)AutoCAD2004(LTおよびレギュラー版)からコマンドプロンプト内のカタカナが全角になりました。AcadRemoconではAutoCADのバージョンに影響を受けないように、AutoCAD2004以降でプロンプト取得系メソッド(acGetPrompt,acGetHistory)を使った時は、プロンプトに含まれる英数カタカナを半角に変換して返すように設計してあります(もちろん引数の指定によっては生の内容を取得することも出来ます)。

 

※注1)acSaveLayerState,acLoadLayerState,acGetLayerList,GetLayerInfoメソッドはLT2000では使えません。(-LAYERコマンドにAオプション[画層状態]が無いため。LT2000i以降では使えます。レギュラー版については未確認です。)

 

※補足)「ac」で始まるコマンドはAutoCADが起動していないと使えないコマンドです。

 

機能 説明 コマンド名 実装バージョン 最終修正バージョン
AutoCAD接続 AutoCADとの接続 Connect    
         
AutoCADバージョン取得 AutoCADのバージョンを返す AcadVersion 3.0.0  
  AutoCADの詳細バージョンを返す acGetAcadVer 3.2.0  
         
AutoCADウインドウ操作 アクティブ化 acActivate    
  最小化・元のサイズ・最大化 acSetWindowState    
         
AutoCADコマンド送信 コマンド送信(非同期) acPostCommand   3.0.0
  コマンド送信(同期) acSendCommand    
  Enterキー押し下げ送信 acPostEnter    
  必要に応じてキャンセル送信 acEscapeCommand    
         
AutoCADコマンドプロンプト関連 コマンドプロンプト取得 acGetPrompt   3.0.0
  プロンプト内の既定値取得 acGetDefaultValue    
  指定プロンプト待ち acWaitPrompt    
  指定プロンプトまで空送り acSkipPrompt    
  AcadRemoconが使う既定のプロンプト取得・設定 DefaultPrompt    
  発見したAutoCADの既定プロンプト取得 DefaultPromptReal 3.0.0  
         
AutoCADヒストリー取得 ヒストリー取得・切り出し acGetHistory   3.0.0
         
AutoCADダイアログコマンド制御 FILTERダイアログ制御 acFilter    
   FINDダイアログ制御 acFind    
  QSELECTダイアログ制御 acQSelect    
         
AutoCAD画層関連 現在層設定 acSetCLayer    
  画層状態保存(注1) acSaveLayerState    
  画層状態復元(注1) acLoadLayerState    
  画層一覧取得実行(注1) acGetLayerList    
  画層情報抽出(注1) GetLayerInfo    
     
AutoCAD環境・システム変数関連 AutoCAD環境変数の取得 acGetEnv    
  AutoCAD環境変数の設定 acSetEnv    
  AutoCADシステム変数の取得 acGetVar   3.1.0
  AutoCADシステム変数の設定 acSetVar    
     
AutoCAD上での作図 直線を描画 acLine    
  文字を描画 acText    
  円を描画 acCircle    
  長方形を描画 acRect    
           
AutoCAD上でのユーザー入力 オブジェクト選択 acSelect    3.0.1
  面積の取得 acGetArea     
  距離の取得 acGetDist     
  座標の取得(1点) acGetPoint     
  座標の取得(2点) acGet2Point    3.1.4
  矩形対角座標の取得 acGetRect   3.1.4
         
ダイアログによるユーザー入力 ドロップダウンリストによる値の選択 GetCombo    
  整数値の入力 GetInteger    
  実数値の入力 GetReal    
  文字列の入力 GetString    
         
独自ダイアログ作成 ダイアログロード dlLoad 2.0.0 2.1.1
  ダイアログ表示 dlShow 2.0.0 2.2.0
  ダイアログ非表示 dlHide 2.0.0  
  ダイアログアンロード dlUnload 2.0.0  
  ラベル追加 dlAddLabel 2.0.0  
  テキストボックス追加 dlAddText 2.0.0  
  マルチラインテキストボックス追加 dlAddMText 2.1.0  
  コンボボックス追加 dlAddCombo 2.0.0  
  ドロップダウンリスト追加 dlAddDrop 2.0.0  
  リストボックス追加 dlAddList 2.0.0  
  チェックボックス追加 dlAddCheck 2.0.0  
  ラジオボタン追加 dlAddRadio 2.0.0  
  ボタン追加 dlAddButton 2.0.0  
  水平線追加 dlAddLine 2.0.0  
  グループ切替 dlNewGroup 2.0.0 2.1.3
  イベント待ち dlWaitEvent 2.0.0  
  コントロールプロパティ取得 dlGetProperty 2.0.0 2.1.3
  コントロールプロパティ設定 dlSetProperty 2.0.0 2.1.3
  カレントX座標相対移動 dlIncCurrentX 2.0.0  
  カレントY座標相対移動 dlIncCurrentY 2.0.0  
  カレントX座標プロパティ dlCurrentX 2.0.0  
  カレントY座標プロパティ dlCurrentY 2.0.0  
  ダイアログをオーナーとするメッセージボックスを表示 dlShowMessage 2.1.3  
  ダイアログイベントバッファ処理を開始 dlEventBufStart 2.2.0  
  ダイアログイベントバッファからイベント取得 dlGetEventBuf 2.2.0  
  ダイアログボタンによる自動キャンセル dlEscapeByButton 3.0.0  
          
DXF操作 DXF読み込み acDxfIn    
  DXF書き出し acDxfOut    
  DXF抽出 DxfExtract   3.0.0
  DXF抽出(ブロック内図形抽出) DxfExtractBlock 2.2.0  
  DXF抽出(反復グループ値の抽出) DxfExtractGroup 2.2.0  
  DXF更新 DxfUpdate    
         
AutoCAD情報取得(その他) ユーザーが最後に指示した座標を取得 acGetLastPoint  
  文字スタイル管理で高さが指定してないかチェック acCheckTextHeight    
         
AutoCAD操作(その他) 名前を付けて保存(強制上書き) acSaveAs    
  AutoCADスクリプト実行 acScript 3.2.0  
         
メッセージ表示 AutoCADをオーナーとするメッセージボックスを表示 acShowMessage 3.1.4  
         
マウス座標変換 AutoCAD acStartMousePos 2.2.0  
    acGetMousePos 2.2.0  
    acRecalcMousePos 2.2.0  
         
文字列操作 文字列の中に「*キャンセル*」を含んでいるかチェック InStrCancel    
  文字列を複数のデリミタ文字列で分離 SplitByDelimiterList    
  指定した書式(桁揃え・日付等)に変換 vbFormat    
  大文字<->、小文字<->半角全角等の変換 vbStrConv    
  文字列→数値変換 vbVal    
         
パス取得 Windowsテンポラリフォルダパス取得 GetWindowsTemp    
         
他ウインドウ制御 指定ウインドウのアクティブ化 vbAppActivate    
  キー送出 vbSendKeys    
  指定ウインドウクローズ待ち WaitWindowClose    
       
ウェイト 指定時間のウェイト Wait    
       
ユーザー設定値の保存・復元 ユーザー設定値の復元 GetIni  
  ユーザー設定値の保存(文字列) GetIniStr 2.0.0  
  ユーザー設定値の保存(数値) GetIniVal 2.0.0  
  ユーザー設定値の保存 PutIni    
         
座標計算支援(2D) 角度計算 CalcAngle    
※計算結果の正当性は保証しません。各自で検証して下さい。

回転計算 CalcCircumPoint    
交点計算 CalcCrossPoint    
2円の交点計算 CalcCrossPoint2Circle 3.1.4  
直線と円の交点計算 CalcCrossPointLineCircle    
距離計算 CalcDist    
度→ラジアン変換 CalcDegToRad    
ラジアン→度変換 CalcRadToDeg    
AutoCADに座標を指示するための文字列を作成 Pt    
AcadRemoconが内部的に使っている円周率取得 PI    
       
シェル関連 ファイルを関連付けられたアプリケーションで開く shOpen 2.1.0  
  ファイルを実行 shRun 2.1.0  
  ロングファイルネームから短いファイル名を取得 shGetShortName 2.1.0  
  Windows標準の「フォルダを参照」ダイアログを表示 shShowFolder 3.1.0  
  Windows標準の「ファイルを開く」ダイアログを表示 shShowOpen 3.1.0  
  Windows標準の「ファイルを保存」ダイアログを表示 shShowSave 3.1.0  
     
FileSystemObject代替コマンド 新規作成モードで開く fsOpenWrite   3.1.4
※VBScriptのFileSystemObjectを使うと、コマンド実行時にノートンアンチウイルス等のセキュリティソフトが警告を出す場合があります。
単純なテキストファイル操作は、この代替コマンドを使って下さい。ただし代替コマンドは安全の為、拡張子が「DXF」または「TXT」のファイルしかオープンできないようにしてあります。
追記モードで開く fsOpenAppend   3.1.4
読み取りモードで開く fsOpenRead   3.1.4
ファイルを閉じる fsClose   3.1.4
1行読み出し fsReadLine   3.1.4
1行書き込み fsWriteLine   3.1.4
ファイル終端に達したかを取得 fsEOF   3.1.4
ファイルサイズを取得 fsFileLen   3.1.4
ファイル名の一覧を取得 fsGetFiles   3.1.4
フォルダ名の一覧を取得 fsGetFolders   3.1.4
フォルダを作成 fsMkDir   3.1.4
         
クリップボード クリップボードに文字列をコピー SetClipboardText 2.2.0  
  クリップボードから文字列を取得 GetClipboardText 2.2.0  
         
AcadRemocon.DLLバージョン バージョンチェック CheckVersion    
  バージョンを返す Version    
       
AcadRemoconエラー表示 エラー内容表示 ShowError    
       
WIN32API関連 キーボードの指定したキーの状態を取得 apiGetAsyncKeyState   3.1.4