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せの語彙




その語彙へ
と の ほ ま 語彙登録板

と の ほ ま 語彙登録板

と の ほ ま 語彙登録板



せーたー【セーター】〈名詞〉

 なに、手編みですと?
 振ったりしたら一編み一編みが恨みに変わりますぞ。


せーぶする【セーブする】〈動詞〉

 あっちこっちからネタを拾って、
 後で楽しむための行為。


せあかごけぐも【セアカゴケグモ】〈名詞〉

 堺周辺に巣食う毒蜘蛛。
 天敵に駆逐されたわけでなくO157にその座を奪われただけ。
 まだまだうようよ、がさがさ。


せあき【背開き】〈代名詞〉

 着ぐるみ怪獣、怪人、ヒーローの総称。


せいいたいしょうぐん【征夷大将軍】〈名詞〉

 15代以上は続かない政権の長。
 徳川政権は征夷とついていながら外圧に屈し、
 それを遠因として結成された外様勢力連合に打破された。


せいかい【正解】〈名詞〉

 あらかじめ答えを教えておき
 解答者の紆余曲折の演技を楽しむクイズ番組。


せいかい【正解】〈名詞〉

 出題者が求める答えを書くと得られる評価。


せいかい【正解】〈名詞〉

 問題の矛盾の有無に関わらず用意されている答え。


せいかい【政界】〈名詞〉

 現状打破もできなれば、国家百年の計も立てられない烏合の衆。


せいかいいん【正会員】〈名詞〉

 名簿に名前を載せたいがための寄付。


せいかいは【青海波】〈名詞〉

 正月の箸袋に書いてある謎の文字列。
 ほかに松竹梅など。

 「--、--、しょおぉぉぉちくばぁぁぁぁぁっいっ」


せいかん【静観】〈名詞〉

 とりあえず45分頃まで相手の出方を見ることで
 事態をより悪くする越後の縮緬問屋の隠居とその一行。


せいかんする【静観する】〈動詞〉

 西暦10000年問題に言及しない通産省。


せいがん【正眼】〈名詞〉

 刀の切っ先が正しく相手の眼を向いている構え。
 変化自在ではあっても、示現流の初太刀は受けずに、
 まず、かわすのが心得というものだ。
 また、外人を相手にするときは青眼の構えという。


せいがんのかまえ【正眼の構え】〈名詞〉

 峰打ちにするよ、と相手に知らせるときの刀の持ち方。

 「上様であろうと構わぬ、切れ切ってしまえっ」
 ちゃりっ。
 ずばっ
 ずしゅっ
 ちゃりーん、ずばっ
 「う、上様が逆刃の刀を持っているとはーー」


せいがん【請願】〈名詞〉

 国民の誰でもできますよ、と門戸を開く姿勢を見せつつ、
 想像を絶する煩雑さをもって誰にもできそうにないバリア。


せいきまつ【世紀末】〈名詞〉

 ほっておくと100年戻ってしまうカレンダー。


せいきまつ【性器沫】〈名詞〉

 せっせとパラメータを上げると見ることができる開墾作業。

 「おおー、ここのグラフィックスタッフはアブだぜぇ」
 「高校生がんなことするかよぉ」
 「中高年プレイだろ、これってばさ」


せいきまつせっと【世紀末セット】〈名詞〉

 具で20世紀の歴史的イベントを象った定食メニュー。

 「おやじー、椎茸ふたつ石突きまで付いたのが入ってるぞー」
 「それは1945年のきのこ雲をイメージしておりますです」


せいきゅうする【請求する】〈動詞〉

 自分が受けるべき報酬、相手の過失による損害の補償を求める行為。

 「internet@ASCII 97年12月号発売と同時に真夜中の国語
  辞典編集部に『真夜中の国語辞典』の語彙作者より内容について苦情、質問
  が殺到していますが、当編集部は12月号の編集内容に関して一切チェック
  に関与しておらず、原稿〜青焼き校正にも目を通していない旨を返信してい
  ます。さらに一部作者からはパロディページなどとんでもないと抗議を行な
  うよう強硬に求められており、対応に苦慮しています。internet@
  ASCII編集サイドで真夜中の国語辞典の内容を検討され、いかなる判断
  によって『パロディ』というカテゴリーになったかを正式回答頂き、訂正記
  事を掲載願います。」


せいきゅうしょ【請求書】〈名詞〉

 1.うっかりして銀行に残高がなくなってた。
 2.クレジットカード会社から振り込み用紙付き--が届いたので、
   それに従って送金した。
 3.クレジットカード会社に送金した旨を連絡した。
 4.念のため銀行の残高を増やしておいた。
 5.また同じ金額が引き落とされた。
 6.さらに引き落とし日の日付でまた同じ金額の--が届いた。
 7.電話で抗議した。
 8.引き落としから1週間目に返金された。

 自分のミスとクレジットカード会社のミスを分類し、
 導きだされる対抗手段を選べ。

 1.過去の--と銀行の通帳の引き落とし金額をすべてチェックする。
 2.クレジットカード会社の実名を公表する。
 3.都道府県の消費生活センターへ相談にいく。
 4.弁護士に相談する。
 5.責任問題追求のためにホームページを開く。

 □[5点]


せいきょう【生協】〈名詞〉

 2部学生に縁の薄い学内購買部。


せいきょういく【性教育】〈名詞〉

 なにをいまさらなこぎゃるに説法すること。

 「きゃー、今日はオナニーの実習だってぇ」


せいぎ【正義】〈名詞〉

 法に期待せず自分でやり返すこと。


せいぐん【西軍】〈名詞〉

 戦力通りにそのまま戦っていれば誰が見ても勝利をおさめたであろう
 豊臣恩顧の大名のうちの石田派。


せいこう【成功】〈名詞〉

 いまなら100円ショップに並べられるような製品で
 巨万の富を得た巨大企業の神話集。


せいこうしょう【性交渉】〈名詞〉

 できちゃったの。
 責任とってくれる?
 養育料は毎月50万でいいわよ。


せいこうだん【成功談】〈名詞〉

 たまたまそのとき対抗する勢力がなかったか、
 対抗する製品がなかったかで運よくヒットしたのに、
 得々と家系から学歴からすべて自慢げに話して聞かせるお話し。


せいこうほう【正攻法】〈名詞〉

 まず孫子を読みなさい。


せいこうほうしゅう【成功報酬】〈名詞〉

 なに? 警察呼んでいいのか?


せいさんしゃ【生産者】〈名詞〉

 すべて顔写真入りになってしまうと、
 見栄えのいい代役を立てなければならなくなるもの。


せいざ【星座】〈名詞〉

 いつのまにかひとつ増えた星占いのページ。
 12が13になっても、
 双子の片方が長寿で裕福だったり京大卒だったり悪評まみれだったりで、
 片方が短命で貧乏で将棋差しだったり人気者だったりを解決できずにいる。


せいざ【星座】〈名詞〉

 前後関係は無視して横方向に適当に線で結んだ絵。


せいざいかい【政罪界】〈名詞〉

 まだ疑惑に関係するほど実力がないか、あるいは疑惑の渦中にいる議員と
 議員バッジを付けたまま検挙された議員、あるいは議員バッジをはずされて
 獄につながれた元議員の世界。


せいざいかい【製材界】〈名詞〉

 間伐材を有効に利用する業界。
 割り箸が山を守る、ともっとアピールすべし。


せいし【精子】〈名詞〉

 製造者の因子をほどよく備えている元気な細胞。


せいしんか【精神科】〈名詞〉

 --では受診しに来てくれないだろうと
 いろいろ言い替えを試みている医療機関。
 心療、神経その他いろいろ。


せいしんせいい【誠心誠意】〈名詞〉

 利で動く資本主義社会でこれを唱える場合は
 儲けさせていただきますが伏せられているだけ。

 「--のご奉仕。(しっかり儲けさせてもらいまっさ。稼がせとくんなはれ)」


せいしんちゅうにゅうぼう【精神注入棒】〈名詞〉

 曹操孟徳の五彩棒のまねっこ。
 掟に背いた輩を叩いたりつっこんだりして責め苛む道具。


せいしんおせん【精神汚染】〈名詞〉

 ついでに体も腐ること。


せいじ【政治】〈名詞〉

 もっぱら料亭で国政を談義し、
 永田町で党利党略を云々する選良たちが、
 得意げに「○年とっとります」と語るもの。
 --学、国際--学とは何等関連性がない。


せいじ【政治】〈名詞〉

 間に銀行をはさむと証拠が残ってしまうので
 もっぱら1万円札の束を右から左へ動かす交渉術。
 裏金の輸送中を襲撃しても表沙汰にならない。


せいじ【政治】〈名詞〉

 メンツも信用も売り飛ばし、義理も恩義も感じない人間だけが
 参加できるゲーム。


せいじ【政治】〈名詞〉

 予算が使われるべき作業、工事はボランティアにまかせて
 現場を視察する大臣や地方自治体の職員には、出張旅費、
 日当、慰労の宴会などの予算が費やされる日本の不思議な慣例。


せいじか【政治家】〈名詞〉

 英語でいうステーツマン。
 10年先、50年先、100年先を見越して
 「現在」のうちに用意するだけの先見性と
 賛成派反対派を集約する指導力を持つ人だけに許される称号。


せいじがく【政治学】〈名詞〉

 実際には政務に携わっていない「評論家」が理想を述べた清治学。
 濁の濁たる由縁を学問にしてしまうと、裏好きのコピー愛好者や
 胡散臭い人間が集まってしまうので、あくまでも理想しか教えない。


せいじしょく【政治色】〈名詞〉

 暖色でも寒色でも中間色でもなく、なんとなくどうとでもとれそうな色。
 玉虫色は玉虫のもつ独特の色彩として確定している、と主張すれば
 それさえも採用されなくなる。


せいじだんぎ【政治談義】〈名詞〉

 批判は容易く多数の賛同を得やすいが
 代替案や改善策にはなにひとつ触れない井戸端会議。


せいじつ【誠実】〈名詞〉

 婦女子を釣り上げるまでの餌。


せいじや【政治屋】〈名詞〉

 英語でいうポリティシャン。
 今週、今月、今年、長くて来年あたりまでに実入りのある法案を
 成立させようと躍起になる、だれかが選んだ議員。
 国民の代表といいながら、一部の企業、企業集団、官庁の利益代表になりさがり、
 私利私欲を追求するようでは、国民に対する背信行為といえよう。
 アメリカが建設会社参入で圧力をかけてきたり、
 野党が公共工事の縮小を求めても、
 与党の議員が田舎の土建屋の大将出身ではなんにも変わりません。


せいじょう【正常】〈名詞〉

 どのレベルを平均値とするかで救われるか救われないかが決定する
 微妙なライン。
 時とともに変化するものなので昨日の異常は今日の--となるものだ。

 「おのれ吉良!満座のなかで嘲笑したな! この恨み覚えたか!」

 「わてら関西人は根っからの色もんでおま」


せいじょうい【正常位】〈名詞〉

 キングオブ体位と呼ばれる基本中の基本。

 「基本に忠実に行ないました」


せいじん【成人】〈名詞〉

 使用可能になった時点。


せいじんくんし【聖人君子】〈名詞〉

 教科書業者がマイナス部分をばっさり切って作り上げたキャラ。
 うひひな部分などありません。


せいじんしき【成人式】〈名詞〉

 茶髪やピアスの最終日。


せいじんしき【成人式】〈名詞〉

 おとなのえっち方法。


せいじんしき【成人式】〈名詞〉

 相手は精神年齢で六掛け七掛けの12〜14歳のお子様なので、
 「はぁい、みんな元気かな〜 こんにちはぁ〜 声が小さいよぉ」のおねえさんと
 アニメソングショーや着ぐるみショーで祝ってやるのが吉。
 なんですと? そういう相手だから1票につながるんですと?


せいせいどうどう【正々堂々】〈名詞〉

 演説では清廉潔白を口にしながら
 参謀以下スタッフ一同がせっせと金と人脈で票をまとめる手法。
 最近はラインのどこかが挙げられると一蓮托生。


せいそ【清楚】〈名詞〉

 婦女子のよそいきのポーズのひとつ。
 家に変えればパンツ一丁でも股火鉢でもわかりませぬ。


せいそう【正装】〈名詞〉

 こう書いておけばTシャツGパンで来ないだろうという
 控えめな但し書き。

 「ネクタイ着用」


せいそう【正装】〈名詞〉

 将軍宣下用礼装、勅使応対と正月用礼装、
 平服と何種類もある幕府の装束。
 松の廊下は、大紋の浅野が直垂の吉良に切りかかる、が正解。


せいそなおじょうさま【清楚なお嬢様】〈名詞〉

 隣の芝は青い的共同幻想。


せいぞう【製造】〈名詞〉

 夜な夜な。


せいぞん【生存】〈名詞〉

 宇宙の年齢、太陽の年齢に比べれば、
 文化を持ってわずか1万年そこらの増長した種族のたわごと。


せいぞんけん【生存権】〈名詞〉

 自ら望まない毒素を摂取しない権利。


せいたい【整体】〈名詞〉

 ぼきっごきっと派手な音をたてて、終わると腹が減る骨格矯正。


せいだく【清濁】〈名詞〉

 選挙演説の公約と当選後の行為。


せいち【聖地】〈名詞〉

 その昔なにかあったらしい観光スポット。


せいち【整地】〈名詞〉

 わっっ火事だっっ なときも自動--で一安心。


せいち【整地】〈名詞〉

 住民を追い出し、家屋をぶっ壊し、
 フェンスで囲むこと。


せいちゃ【製茶】〈名詞〉

 チェルノブイリ以後の放射能測定を脅える産業。
 多年草は蓄積する。


せいと【生徒】〈名詞〉

 高校生だけをさす言葉。
 当然、女子高生と呼ばれるものは女子校の--。


せいとう【政党】〈名詞〉

 これといって主義主張が100%合致するから集まっているわけでなく
 かといってひとりだと質問もできないので
 なんとなく集まっている烏合の衆。


せいとう【政党】〈名詞〉

 数は正義の誤った民主主義の理解に基づくグループ。


せいとう【政党】〈名詞〉

 国民から助成金をもらっているもらえるもんならなんでもの集団。


せいと【生徒】〈名詞〉

 放し飼いは危険なため、
 午後3時頃まで社会から隔離されている羊。


せいとかい【生徒会】〈名詞〉

 学校の御用組合。


せいとかいかいちょう【生徒会会長】〈名詞・代名詞〉

 24時間団交に無縁なお方。


せいとん【整頓】〈名詞〉

 通常人はアルバムや8ミリビデオで懐かしがるが、
 サボテンは冷蔵庫の中身や流しの地層で懐かしがるもの。

 「あ。これって3人前の彼氏のくれたキャビアじゃない、
  あ、ドンペリの飲み残しもある〜」
 「わわ、これは里美の結婚式の引き出物〜。あの子も2児の母なのね〜」


せいばい【成敗】〈名詞〉

 自分の人事起用の失敗を闇に葬る将軍の野望。


せいひ【成否】〈名詞〉

 過程が重視される日本において、二の次の事項。
 頼朝は敵役から抜け出せず、義経は判官びいきを受け、
 家康より信長〜秀吉のほうがドラマになりやすい。


せいひょうざら【製氷皿】〈名詞〉

 ホテルの冷蔵庫に入っている製造日不明の氷。

 「使うべきか、使わざるべきか。うーむ、
  どっかの新興宗教が薬入れてたりはするまい。
  いっやぁ、久しぶりにどきどきするなぁ」
 とくとくとく
 「飲むぞ…う、うげぇぇぁぁああ」


せいふ【政府】〈名詞〉

 なんにでもOKという総理大臣、
 これはお得です!
 今回は操縦しやすい素人大臣と、
 スペアの国務大臣をお付けして1980円。
 別途消費税と送料を申し受けます。


せいふ【政府】〈名詞〉

 国民が等しく法の保護を受け行政サービスによる福利厚生を享受できるように大綱を定め、
 東に仕事がないというひとがあれば行って仕事を作り、
 西にこの食品や薬品で具合が悪くなったというひとがあれば行って即時回収を命令して病人を手厚く看病し、
 南に犯罪の被害に遭ったというひとがあれば犯人を厳しく罰し、
 北に敵が攻めて来るぞというひとがあれば行って領土領海を犯す者を常に警戒し、
 内に対しては小さな--、
 外に対して言うべきことは通す、
 そんな当たり前のことを当たり前に実行する--に税金を納めたい。


せいふく【制服】〈名詞〉

 個性を奪う画一教育の一つの手段であったのに
 コギャルの反逆で存続が危ぶまれているもの。
 しかし廃止するとなると私学のウリも同時になくなってしまう。
 着ているのが薄汚れて汚らしい肌色で茶髪に長髪、ピアスにずるむけソックスだと
 風俗だと思おう。


せいふく【制服】〈名詞〉

 遥か太古の三国志時代あるいはそれ以前の官位階級を延々存続させている集団。
 GNPの1%台の予算を食い潰しつつ、
 炎上するタンカーを撃沈できずに喫水線を狙ったりする。


せいふく【制服】〈名詞〉

 透ける夏服と人気の冬服の2着。
 夏休みと冬休みにしかクリーニングに出さないので
 実はとっても汗臭かったり埃っぽかったりする汚い服。


せいぶん【成分】〈名詞〉

 正直に書くと絶対売れない企業秘密。


せいべつ【性別】〈名詞〉

 会員制のチャットでなければ不詳となるもの。


せいまい【製米】〈名詞〉

 玄米から籾殻や糠を取り去って袋詰めにする作業。
 ダニや米につく害虫も一緒にブレンドするのはサービスです。


せいめいほけん【生命保険】〈名詞〉

 名に生命が冠してあっても、死亡に対して支払われる以上
 死亡保険が正しい呼称である。

 「なにっ、被保険者と受取人が同一ですと?」


せいゆう【性友】〈名詞〉

 てっとり早く形而下的欲求を解消するための相手。

 「それはとても気持ちいいことなのよ」
 「あ、あ、あすかぁぁぁあぁぁぁぁあぁ、はぁはぁ」


せいゆう【声優】〈名詞〉

 やたらテンションが高いだけの裏方さん。
 ほかの出演者から浮いてしまうので、
 TVドラマや本編には出演できない。

 「○山○美の『今夜は人妻におまかせ』NOW ON SALE」
 「○谷○子の『あえいであげる』NOW ON SALE」


せいり【生理】〈名詞〉

 カレンダー以外の旗日。

 「くんくん、くんくん」
 『まさかっ デオドラントで香水じゃばじゃばなのにっ』


せいりょく【性力】〈名詞〉

 HPよりも確実な生命力のゲージ。
 勃起時にヘソに届かなければ男ではない、と定義しよう。

 「特殊技能を使うと一気に減ってしまうぞぉ」
 「しかも年齢によって回復に差がある」
 「奥が深いぞっ、このゲーム」


せいりょくぜつりん【精力絶倫】〈名詞〉

 バイアグラで復活、そのかわり心臓が危ないという様子。


せいれきにせんねんもんだい【西暦2000年問題】〈名詞〉

 西暦10000年問題のほうがさらに重大である。
 別に動かなくてもいいじゃない。


せいろん【正論】〈名詞〉

 各社の新聞を読むだけの番組の、大衆受け、
 それも時事問題に疎い層を狙った御立派な意見とちゃちゃ。
 言うだけなら幼稚園児でもできまっせ。
 それでどうするんでっか。


せいろん【正論】〈名詞〉

 我が国は戦力に頼ることなく、他の国との平和的な関係を重視して、
 すべて話し合いで国家間の難問を解決します。
 しかし、この話し合いはマークシート式や○×式で知識を培った役人が準備して、
 土建屋上がりの政治家が行なうので、難航するのが常です。
 また、政治家はヘタなことを言うとすぐ袋叩きに合うので、怒るべきところで
 なにも言えず、役人も国際情勢に疎く、どちらも責任を取りたがりません。
 そんなときは金を要求しているのだな、と判断してあちこちにばらまきます。
 用意のよい役人や政治家は、交渉前にばらまくための予算を獲得しておきます。
 これでみなさんの回りの社会資本が充実していなかったり、
 税金がわけもなく上がったり、健康保険の負担が上がったりするのが何故か
 よくわかりますね。ここは試験に出ます。


せいろん【正論】〈名詞〉

 じゃあ、なぜ実行しない。


せいろん【正論】〈名詞〉

 紅茶とちゃいまっせ。


せかい【世界】〈名詞〉

 その時代の輸送手段の能力によって移動可能になる範囲の限界。


せかいたいせん【世界大戦】〈名詞〉

 あと2、3手で王手になってから
 ここぞとばかりに宣戦布告してみたりする。
 遥か彼方のお話だし、万が一ということもないだろう。
 あとでなにかお得なことがあるかもしれない。


せかいちず【世界地図】〈名詞〉

 幼児期の恐怖の朝。
 まだ地理を勉強していないので
 パンゲア大陸が描かれる。


せかいちず【世界地図】〈名詞〉

 冒険の途中で手に入れることが多い地図。
 行ったことがない町は記載されておらず
 町に入った途端、名前と場所が記載されるところが魔法の地図の由縁。


せくしゃるはらすめんと【セクシャルハラスメント】〈名詞〉

 在籍2年以上のおふぃすねーちゃんのリストラ封じ。
 経営陣から、コピーやお茶くみ、電話取り次ぎはアルバイトで代用
 という声が上がりそうになると直属上司が狙われる。


せくしゃるはらすめんと【セクシャルハラスメント】〈名詞〉

 看護婦の日常茶飯事。
 ベッドにひきずりこんでも抵抗されない場合は
 余命何ヶ月の重症である。

 「しまった、あの流し目は夜勤のときに襲ってね、だったのか」


せくはら【セクハラ】〈名詞〉

 →
【セクシャルハラスメント】


せけんしらず【世間知らず】〈代名詞〉

 数字で実態が把握できると思っている公務員と、
 せめてもの気晴らしを経済効果で示したがるマスコミ。


せたけ【背丈】〈名詞〉

 シークレットシューズとかつらで補正するもの。


せっかせん【摂河泉】〈名詞〉

 語感だけなら優美だが
 観客がむさ苦しいもの。


せっかん【折檻】〈名詞〉

 年下のものに対して満たされない想いを実行すること。


せつがん【接岸】〈名詞〉

 身動きとれなくなる前に燃料を補給すること。

 「はい、ちょっと切って、おーらいおーらい」


せっきょう【説教】〈名詞〉

 科学も宗教も生きている者が作ったものだからね。
 氷山の表面を撫でたところで底は計り知れないよ。
 後悔する前に悔い改めなさい。


せつげん【接舷】〈名詞〉

 胡散臭い船を停船させると
 船底からぞろぞろなにか出てきたりするものだ。
 はい、ご苦労さん。


せっく【節句】〈名詞〉

 倦怠期を迎えた夫婦のセックスの目安。
 しかし10月10日生まれは元旦仕込みではありません。

 「ふむふむ。すると元旦仕込みの正確な予定日はいつなんだ」
 「君はそれを知っていじめに使う気だな」


せっくす【SEX】〈名詞〉

 マドンナの難解な写真集。


せっくす【セックス】〈名詞〉

 「あ」の部の公開から愛読者が延々待ちつづけた語彙。


せっくす【セックス】〈名詞〉

 水冷潤滑粘膜結合。


せっくす【セックス】〈名詞〉

 「サタンでおま」
 「もう寝るんで相手はしないだー」
 「もう寝るってまだまだ大人の時間はこれからでっせ」
 「朝は早いだー、よいこはもう寝ないといけないだー」
 「あー、そうか、あんさんまだ新婚さんでしたな。これから--でんな」
 「--ってなんだー、おらはイブとドールズで寝るだ」
 「ドールズってなんでんねん、試しにやってみなはれ」
 「こうだー」
 「え゛ー?、い゛ー?」
 「なんか変だかー」
 「神さんも産めよ増えよゆうときながら、楽園は定員2名でっか」
 「なんだー、--ってなんだー」
 「--ちゅうのはでんなぁ、こうやってこうやって」ぼそぼそぼそ


せっくす【セックス】〈名詞〉

 総理大臣も東大生も土方の源さんもやっている行為。
 どこでやるかだれとやるかで人生が変わるだけ。


せっくす【セックス】〈名詞〉

 @生殖
 A快楽
 Bコミュニケーション
 を3本柱とする行為。
 中年を過ぎると、この3語彙は「義理」に置き換えられてしまう。合掌。


せっくす【セックス】〈名詞〉

 金曜の夜にレンタルビデオで夜更かしして、
 土曜の朝っぱらから寝起きを襲うもの。


せっくす【セックス】〈名詞〉

 快眠を得るための前座。


せっくす【セックス】〈名詞〉

 ビデオと雑誌で習い覚えた技の実践。


せっくすさんぎょう【セックス産業】〈名詞〉

 風俗と呼ばれるサービス業全般。
 法律上はなぁんにもやってくれません。
 やらずぼったくりでんな。


せっくすしなんしょ【セックス指南書】〈名詞〉

 桃色パンツを着用してからんでみせるえっちな書籍や雑誌。

 「えー、なによそれー」
 「せっくすするときはこのパンツをつけないといけないんだ」
 「えー、じゃあコンドームはー」
 「あ、そうか、コンドームをつけてからパンツの順だっけ」


せっくすふらっしゅ【セックスフラッシュ】〈名詞〉

 モザイクがかかっていても、演技か真正かを見分けられる唯一の手段。
 頬を含め顔面など首から上などに注目。


せっくすよびぐん【セックス予備軍】〈名詞〉

 人口減少に歯止めをかけるために
 生活指導もそこそこに泳がせてあるコギャル、孫ギャル、曾孫ギャル。

 「やっだぁ、奨励されたらイッキにやる気なくなるじゃん」


せっくすれす【セックスレス】〈名詞〉

 やっだー、ホントにインポだったのね!


せっしゃ【拙者】〈一人称〉

 ボキャブラリーの少ない作家が多用する「私」。


せったく【拙宅】〈代名詞〉

 建坪が100坪以上の場合のみ胸を張っていえる言葉。
 抵当権が設定されていてもばれたりすまい。

 「いっやぁ、ご謙遜、ご謙遜」
 「わっはっは」


せってぃんぐ【セッティング】〈名詞〉

 語尾をいちいち上げて疑問形にし、
 相手につっこむ機会を与えてやること。

 「わたしってぇ、ひとより先にブームに乗る?」
 「なにぃ、なんやとぉ!」
 「って、言うかぁ、アンテナ張って?」
 「頭に載せとるんかい!」
 「っていうんじゃなくてぇ」
 「ほんならなんやっちゅうねん!」


せってぃんぐ【セッティング】〈名詞〉

 老齢の脚本家が知り得た死語に近い「新語」を説明するのに
 質問と答えの対でセリフに用いること。

 「だって彼女はシーラカンスなんですよ」
 「シーラカンス?」
 「二十歳を越えてまだ処女で天然記念物ってことですよ」
 「だからなに」
 「うう」


せってぃんぐ【セッティング】〈名詞〉

 対戦を見てくれる観客を用意して
 いちいち解説してくれなければ戦わないジャンプ方式。
 ○○が○○していくー! や ○○を○○するとはー!が有名。


せってぃんぐ【セッティング】〈名詞〉

 パソコンのケーブル類をてきぱきとつないでみせると
 拍手されたりすること。

 てきぱき。
 「おおー、電源がセットされたー!」
 てきぱきてきぱき。
 「こともなげにSCSIをつなぎ終わるとは!」
 てきぱきてきぱきてきぱき。
 「なんとOCNもものの1分もかからない! 凄い、凄すぎるー
  これで幼稚園児なんてぇ」


せっと【セット】〈名詞〉

 売れるものに売れないものを抱き合わせて販売すること。
 また当日売らないと廃棄処分になってしまうものも抱き合わせにする。

 「ポテトはいかがですか?」


せっと【セット】〈名詞〉

 投機を目的にトレーディングカードを箱買いすること。

 「へっへっへ。当たりカードは万単位だから十分潤うぜー」
 「ほーっほっほ。最近はダンボールごと買わないと
  入れてないのよ、わかった? ボク」


せっと【セット】〈名詞〉

 減税と対になっている増税。


せっとりょうきん【セット料金】〈名詞〉

 都市部の夕刊のニュースが翌日の朝刊のニュースになる地域以外の
 朝刊と夕刊にこいちの1ヶ月の料金。
 キオスクや売店で個別に買うより安く、
 ころころ替えれば1ヶ月とって1ヶ月オマケで読めて粗品がもらえる点で優れるが
 ゴミが増えるのが問題。
 年6回は購読紙を替えるのが正しい消費者の姿といえよう。


せっとりょうきん【セット料金】〈名詞〉

 今回はこれとこれとこれとこれとこれとこれをお付けして、と言いつつ、
 内訳が表示されない通販の販促手段。
 おまけの価格がしっかり値段に反映されているか、いないかは
 「あれとあれは不要なんで、その分差し引いてください」で明るみになる。


せっぱつまる【切羽詰まる】〈動詞〉

 手入れの悪い刀が抜けなくなってどうしようもない状態になること。


せばすちゃん【セバスチャン】〈人名〉

 ロデム、ロプロス、ポセイドンに比肩する忠実な僕。
 本名セバス。通称セバスちゃん。


せびらき【背開き】〈名詞〉

 ヒーローと怪獣の公然の秘密。


せん【栓】〈名詞〉

 すむーすいん。


せん【栓】〈名詞〉

 月1回のエントリープラグ。
 紐付き。


せん【銭】〈単位〉

 消費税で切り捨てられている莫大な金額。


せんい【繊維】〈名詞〉

 叩けばいくらでも埃が出る衣料品、
 寝装具などの一般的な材質。

 「この座布団、埃が出なくなったと思ったらカバーだけになったぞ」


せんいせいひん【繊維製品】〈名詞〉

 領土問題をごり押しする地域の最大の収入源。
 デザインいまいち、縫製粗悪のひとこと。
 とはいうものの
 近所のスーパーで売られている--製品は同地域の製品がほとんどで、
 元値が安いだけにどこが儲けているかは明白であろう。


せんか【戦果】〈名詞〉

 兵量米と軍資金と能力値の高い武将。

 「こ、このがきゃあ、命ばかりはといいながらなんだその態度は!
  いぢめてやる、いぢめてやるぞぉ!」
 「謀反が発生しました」
 「あ゛」


せんか【戦火】〈名詞〉

 遥か彼方で交えているはずが、
 空襲で焼け野原になること。


せんか【戦禍】〈名詞〉

 軍事政権下の肥大しきった税制を延々引きずって
 戦後50年経っても一向に見直されないこと。


せんかん【戦艦】〈名詞〉

 時速50Km程度で移動する戦闘施設。
 航空機より速度で劣るが、陸上基地より移動できる点で優れる。

 「ついに出たスーパーデラックス究極フォルムキット! 1/1戦艦大和!」
 「あかんあかん、パテ盛りせな」


せんきゅー【センキュー】〈口語〉

 おいらぁロックやってんだぜぇな兄ちゃんの口癖。
 おそらくは THANK YOU だと思われる。


せんきょ【選挙】〈名詞〉

 当日午前0時から翌日午前0時までにしたり、
 小学校や公民館以外で気軽に投票できるようにしてしまうと、
 浮動票が革新系に殺到してしまうので、
 保守系の支持者のじじぃばばぁのライフサイクルに合わせた茶番。
 時代劇の出演者が一致団結して新党を結成すれば一気に与党。

 「あと一息、あと一息です。○山○夫を男にしてください」
 「かわいそうにのぉ、まだ童貞じゃというとるぞぉ」
 「梅さん、どうじゃ。筆おろししてやっては」
 「うーん、どうやるんじゃったかのぉ」


せんぎょ【鮮魚】〈名詞〉

 生きのいい魚の死体。


せんくしゃ【先駆者】〈名詞〉

 地道に商品化して、大資本が一気に参入する地固めをしただけの人。
 おいしいところはとんびに油揚げ。


せんこう【穿孔】〈名詞〉

 染色体はそのままで、類似品を作る行為。


せんこう【潜行】〈名詞〉

 工作員をこっそり送り込んで、こっそり回収する手段。
 沿岸まで--で接近し、ゴムボートで人気のない海岸線へ上陸する。
 海上保安庁の拡充と海岸線監視カメラの設置で激減。
 スパイはジュネーブ協定でも保護されない。


せんこうきょり【潜行距離】〈名詞〉

 1回息継ぎしてからどれだけの距離を泳げるかの能力値。
 ディーゼルはがばっぜいはぁ、原潜はバサロですいすい。

 「艦長、いくら空調が効いているからっていって
  艦内でくさやを焼くのはやめませんか?」


せんごせだい【戦後世代】〈名詞〉

 第二次世界対戦終了の1945年以降生まれの人。
 そのへんのじじぃばばぁもこぎゃるも大工の熊さんも暴走族も
 同じ世代ですな。わっはっは。


せんさー【センサー】〈名詞〉

 音波、電磁波その他の手段である状態を確認する機器。
 地震の場合は揺れを関知してガスを遮断するというふれこみの
 マイコンメーターが、阪神大震災のときに機能しなかったというのは
 内緒の話です。


せんさい【先妻】〈名詞・代名詞〉

 離婚した妻の人数が多いと、現職のひとりまえの妻が前妻、
 その他は元妻と呼ばれる。

 「もぉー、元妻が多すぎてわけがわからないわねぇ」
 「入籍順に1号2号って番号ふりましょうか」
 「それだと愛人のほうの1号2号と紛らわしくない?」
 「いいのよ。ちゃんと元妻1号元妻2号って言えば」
 「そうすると、焼香は現職、前妻、以下元妻1号から順に、
  後は愛人1号から順に、でいいわね」


せんさい【繊細】〈名詞〉

 ガラスのあごや百球肩の好意的なとらえかた。


せんさい【戦災】〈名詞〉

 燃えようが倒壊しようが爆発しようが死者がでようが
 1円も出さずにすむ生命・損害保険の免責事項。


せんざい【洗剤】〈名詞〉

 100円ショップの主力製品。
 JISがついていればばちもんでも問題ない。
 自然にやさしい、植物性どうのこうのといっても
 2500万以上の家庭からじゃーじゃー流された日にゃあんた。


せんし【戦士】〈名詞〉

 研がなくても延々切れる刀を携えて、たまたま出くわした
 動物、植物、それに類似する生物を金と経験値のために
 切り捨てる無慈悲な輩。


せんし【戦死】〈名詞〉

 冒険者の通りすぎた後に築かれる死体の山。


せんしゃ【戦車】〈名詞〉

 口径20ミリ以上の砲を搭載した装甲戦闘車両。
 歩兵やローランドなど対空砲車両に強いが、
 劣化ウラン弾の登場で脆弱性をさらけ出した。
 もっぱら歩兵を相手にするものと、--を相手にするものの2種類。


せんしゃ【戦車】〈名詞〉

 日本にはない戦闘車両。
 日本にあるのは特車である。


せんしゅ【選手】〈名詞〉

 ジャージ着て野球しとんのかぁ、
 監督を見習え、監督をぉ、
 だらしないどー多数。


せんじたいせい【戦時体制】〈名詞〉

 GHQが、農地や財閥は整理したものの、
 肥大に肥大を重ねた戦時そのままの規模にしておいた省庁。

 「Come Back GHQ!」


せんす【センス】〈名詞〉

 自分の判断を他人におしつけるときの文句。


せんすいかん【潜水艦】〈名詞〉

 えーかっこしーが目測を誤って、
 魚雷を使わずに、相手の船を沈めたりするもの。


せんすいかん【潜水艦】〈名詞〉

 ハワイ沖のアトラクション。


せんせい【先生】〈名詞〉

 日本の蔑称のひとつでほめごろしに多用される。
 中国のガイドは従来の意味で使っているのか、
 蔑称で使っているのかわかったもんじゃない。


せんせい【先生】〈名詞〉

 パソコンにおける教える側のことをさす場合は、
 独裁者、専制君主、神様などとおなじレベルを言い、好きな言葉を代入する。

 「教える側は--のごとく、教わる側は白痴のごとく…」


せんせんきょうきょう【戦々恐々】〈名詞〉

 贈収賄やありとあらゆる汚職、株価の暴落しそうな不祥事が暴露されて、
 因果を含めた担当者を自殺させるまでの経営陣や政治家の心境。


せんそう【戦争】〈名詞〉

 --時には男の性欲が開放され、
 平和時には女の性欲が開放される。


せんそう【戦争】〈名詞〉

 軍備を放棄して福祉国家を樹立するために短期計画で開戦し、
 相手のまる抱え予算で、
 軍事独裁政権を打倒してもらい、財閥を解体してもらい、
 農地開放をしてもらい、改憲してもらう行為。


せんそうほうき【戦争放棄】〈名詞〉

 憲法で定義してみたもののまるっきりの丸腰では
 せっせと軍備増強している近隣に睨みが効かないので、
 幼児期からアニメや特撮番組で「防衛は正義」と教え込み(擦り込み)、
 あわよくば改憲して常設軍を設置する遠謀深慮。


せんたー【センター】〈名詞〉

 地震やその他の災害への対策をなんら考慮せずに一括管理して
 辺鄙な場所に設置されている公的機関につけられる名称。
 概して展示品は建物に予算をかけすぎてなにもない。

 「防災指令--から出火! 誰か指示を出してください!」


せんだー【SENDER】〈名詞〉

 胡散臭い勧誘メールの信用のおけない発信者名。
 送り返すと大概、関係のない会社から「なんでんねん、これ」メールが
 返ってくるか、尋ね当たりませんになるが、経由サーバーをたどっていくと
 特定できるものだ。威力業務妨害を適用しよう。
 ジャンクメールやしーは通用しない。


せんたく【洗濯】〈名詞〉

 水と洗剤でかき回して、最大公約数の汚れの状態に落ち着かせる行為。

 「やっだぁ、父さんのパンツと靴下と一緒に洗ったのぉ?」


せんたん【先端】〈名詞〉
 「日本では」を省略してある文字列。


せんだつ【先達】〈名詞・代名詞〉

 崖の上から真下をのぞかせてくれるアミューズメントの係員。


せんち【戦地】〈名詞〉

 紛争地帯、武力衝突などにとって代わられた死語。


せんちゃく【先着】〈名詞〉

 全員にプレゼントできるほど会社が安全でもないし、
 なくなればすみませんですませられるプレゼント方式。


せんちゃくじゅん【先着順】〈名詞〉

 特売日の前にアーバンヒッピーの群れに交じって電気街で夜明かしする暇人。
 1日か毎日か、あるいは金があるかないか、で五十歩百歩。

 「うー、寒いぞぉ。おい、ホントに980円のVMって
  並ぶだけの値打ちがあるんだろうな!」
 「480円のファミコン本体だって捨てがたいだろうが」
 …
 「おーい、兄ちゃんたち、そこオレのネグラやねんけど、どいたってや」


せんちょう【船長】〈名詞〉

 船と運命を共にする職種。
 ルシタニア号事件ではさっさと逃げたので世界中から非難された。


せんでんひ【宣伝費】〈名詞〉

 宣伝をしようとする者が負担すべき諸費用。
 削除手数料と合わせて少額訴訟の上限まで請求するもの。
 注意書きを無視したものなので逆らえば最高裁まで。


せんでんめーる【宣伝メール】〈名詞〉

 ゴミ箱がばくばく食うだけなんで無駄なことはやめましょう。
 勝手に登録しておいて、解除はここ、ってのもむかつくんでやめましょう。
 胡散臭い宣伝はしかるべき捜査機関へ転送するのでそのおつもりで。
 まぁ、どことは言いませんが、迷惑防止条例というのもあるので、
 逆宣伝を求めてるのならそのようにしてあげます。


せんでんめーる【宣伝メール】〈名詞〉

 馬鹿馬鹿しいのは伏字を使ってネタにしよう。
 うん、そうしよう。


せんとう【戦闘】〈名詞〉

 口で説明してもわからない相手に対する正義の鉄槌。

 「なっにぃ? おやじ狩りだとぉ?
  ちょこざいな、返り討ちにしてくれるわ!」
 おやじは牙を研げ。


せんとう【戦闘】〈名詞〉

 しつこく乱入してくる相手を表へ連れ出して
 非バーチャルな拳で語り合うこと。

 「なんでぇ、本体は防御も満足にできねぇトーシロかよ」


せんとう【戦闘】〈名詞〉

 散兵式で迫力に欠けるアメリカの戦争映画のメインディッシュ。


せんとういん【戦闘員】〈名詞〉

 お賑やかしの歌舞伎のありゃりゃーどんどんのパクリ。
 どうせ負けるんだから束になって掛かっていかんかい。


せんにちまえ【千日前】〈名詞〉

 雑居ビル火災で有名。


せんばつ【選抜】〈名詞〉

 春の売名行為。

 「げぇっ、輪転と活版だけかと思ったらスポーツからもトトカルチョ
  の用紙が回ってきたぞぉ。まさか校閲はやってねぇだろうなぁ」


せんぱい【先輩】〈名詞〉

 1日でも1時間でも1分でも先に弟子入りした者。
 こちらが先に売れたら「兄さん、兄さん」と呼び掛けるだけで
 最大の嫌味になる。


せんぱん【戦犯】〈名詞〉

 シーズン終了後の魔女狩り。
 誰かが叩かれればその他は平穏平穏。


せんもん【専門】〈名詞〉

 「ほう、特技は英会話ですか」
 「600点台の実力です」
 「で、ご--は?」


せんりょう【占領】〈名詞〉

 その都市あるいはその他の施設の耐久度が0になった状態。
 あるいはまたどこの領有にも属していない場所に旗を立ててみること。

 「うーむ、なんで月面の旗がぱたぱたはためいているんだ」


せんりょうぐん【占領軍】〈名詞〉

 戦力が0になって手を上げたわけではないので
 あくまで「進駐軍」と呼ばれたマッカーサー以下のアメリカ軍。
 日本人にとっての「独立記念日」とは、
 サンフランシスコ講和条約締結の日を言う。


せんりょく【戦力】〈名詞〉

 国家という単位がなければ必要なくなるタダ飯食らい。


ぜいかん【税関】〈名詞〉

 帰国便ラッシュ時にはカバンも開けられないで通過できてしまう関所。

 「あ、くっそぉ、フリーパスじゃねぇかぁ、こんなことなら
  あれもあれもあれもあれも買っておくんだったぁ」


ぜいかんしょくいん【税関職員】〈名詞〉

 没収してから、まず楽しんで、おもむろに焼却処分にする
 役得ありありの公務員。


ぜいきん【税金】〈名詞〉

 あんな政府に納める気はない、と
 国民がすべて生活保護家庭になってしまえば
 公務員だけが納めるはめになるもの。
 いずれにせよ、公務員の生活を保護するだけの
 ような行革を実行する政府はこの事態を恐れるべし。


ぜいきん【税金】〈名詞〉

 クルマにはねられたり急病でかつぎこまれたアーバンヒッピーの
 手術代から入院費から医療費のすべてと、
 1日2000円の小遣いを見てやるために国民が負担する金額。


ぜいきん【税金】〈名詞〉

 公務員の給料と過去にさかのぼって反映されるベア上乗せのボーナスの財源。
 公務員がいなくても国民が困るわけでなし、
 行革はまず公務員のボーナスを廃止せよ。


ぜいきん【税金】〈名詞〉

 公的資金と名前をかえて、銀行へじゃばじゃば。
 支援と名前をかえて、どこかの国へじゃばじゃば。
 夏季年末一時金と名前をかえて、公務員へじゃばじゃば。


ぜいせい【税制】〈名詞〉

 10:5:3の数字。
 ならして6:6:6。
 サラリーマンは税制を改正する議員を国会に大量投入するべき。


ぜいたく【贅沢】〈名詞〉

 賞味期限を○日○時に設定したり、
 工場製品でないのに規格を設けられたり、
 ダイエットといいながら必要以上に取って食べ残したりして
 捨てられた輸入食料。


ぜいたくひん【贅沢品】〈名詞〉

 なくても生死に関わらない商品群。


ぜいりぶ【ゼイリブ】〈名詞〉

 彼らは彼らで生きている。
 こちらもこちらで生きている。
 国交がなければこちらがやっていけないわけでなし。
 維持か断絶かよく考えよう。


ぜっきょうがた【絶叫型】〈代名詞〉

 的をぶち抜くたびに最低4回はジャンプ調の実況が繰り返されること。

 「いったー」
 「いったー」
 「いったー」
 「いったー


ぜったい【舌苔】〈名詞〉

 抗生物質を服用したあとなどに
 舌にびっしり群生する苔で口臭のもと。
 おしゃれなナポレオンは舌かきで毎日くきくき。

 「芸能人は歯は真っ白でも--びっしり」


ぜったいぜつめい【絶体絶命】〈名詞〉

 30分ものの通常の終わりかた。
 SAME TIME, SAME CHANNEL.
 または「こんなこともあろうかと」新兵器を用意しておいてくれる
 キャラクターがいないとき。

 「ばっかじゃねぇかぁ? このナレーション。これで死んじまったら
  26回シリーズであと25回どーすんの」
 そして翌週。
 「げぇ、主人公変わってやんの。なんで、どうして」
 それは黙して語られない。


ぜつめつ【絶滅】〈名詞〉

 環境の変化に適応できない種が滅び去ること。


ぜつめつ【絶滅】〈名詞〉

 個体数が100万を割った種の行く末。


ぜつりん【絶倫】〈名詞〉

 倫理も道徳も知ったことかい、で、1対多を余裕でこなし
 気が向けば2巡3巡やってしまう豪傑。


ぜにうしない【銭失い】〈代名詞〉

 定価で買う人、またその行為。


ぜろせん【ゼロ戦】〈名詞〉

 →【零戦】


ぜろせん【ゼロ戦】〈名詞〉

 横田基地の地面の下に多数埋まっている機体。


ぜろふぁいたー【Zero Fighter】〈名詞〉

 生産期間中ついぞ2000馬力級のエンジンを搭載できず、
 時速600`を越すことのなかった機体。
 ただし、その倍の馬力を持つ対抗機と
 わずかな速度差しかなかったことは特筆に価する。


ぜんかい【全開】〈名詞〉

 リッター/数kmの燃費のクルマでさらに燃費を悪くするための行動。
 太古の生物の遺物で地べたを這いずり回っても「楽しい」とは思えない。


ぜんかん【全館】〈名詞〉

 冷暖房完備、衛星放送、有線放送、リクエストビデオ、カラオケ完備。
 人目につかない出入り口、ナンバープレートカバー、監視カメラも設置。


ぜんかん【全艦】〈名詞〉

 艦隊のすべての艦船。また、宇宙戦艦ヤマトで多用された命令。
 攻撃迎撃など艦内すべてに対して発令されるものはよいとして、
 スピードや方向は、どこかで個別になるとでも?

 べきべきっざっぱーーん
 「第三艦橋が反乱した!」
 「こんなこともあろうかとEVAのS2機関を埋め込んでみたんだ」
 にょきにょきっ
 「第三艦橋復元!」
 「凄い! 凄すぎる!」
 「ヤマトハイキテイルノカ…」


ぜんきゅう【全休】〈名詞〉

 やの字の行列。


ぜんぜん【全然】〈副詞〉

 否定を否定してちょー肯定にする場合と、
 従来からの否定を補助するちょー否定があるしー。
 わたしたちは難しいことわかんない人だしー。


ぜんそく【全速】〈名詞〉

 その艦船の機関能力の出力をほぼ全開した速度。
 このうえにまだ「一杯」があるので、
 --を多用するアニメやSFの脚本家は知識程度が疑われる。


ぜんそくぜんしん【全速前進】〈名詞〉

 なんでも全速でないと気がすまない脚本家の一例。


ぜんでり【全デリ】〈名詞・代名詞〉

 胡散臭いサイトの終焉。


ぜんぴ【前非】〈名詞〉

 前回の汚職は今回の当選で禊が終わったと勝手に解釈すること。
 疑惑の渦中にいても、会期中は安全で、閉会と同時に外遊する。


ぜんぷれ【全プレ】〈名詞〉

 愛読者サービスのひとつ。
 2号分買って応募用紙に貼り付け、返送用の切手、宛名カードを
 送ると、非売品のグッズが手に入るというもの。
 グッズはUFOキャッチャーのプライズ並みだが、オリジナルと
 いう点で人気を集めている。


ぜんもんのとらこうもんのおおかみ【前門の虎後門の狼】〈慣用句〉

 後ろから前からどうぞ、と言われても
 どっちにせよ生だとなんかやばそうな状況。


ぜんりょく【全力】〈名詞〉

 8月31日に一家総動員令が発動され、
 始業式に教室に並ぶおとうさんたちの力作。

 「ふむ、君のおとうさんは陶芸の作家をされてるんだったね。
  この壷は売りに出せば50万じゃきかないのにねぇ」


ぜんりょくしっそう【全力疾走】〈名詞〉

 無名選手が招待選手を差し置いてTVに映るチャンス。